【ライブレポート】コブクロ、初のアコースティックツアーがスタート

一昨日2014年11月12日（木）に、コブクロのアコースティックツアー＜KOBUKURO Acoustic Twilight Tour 2014＞が北海道ニトリ文化ホールで初日を迎えた。意外なことに、コブクロにとって今回が初のアコースティック編成でのツアーとなる。

◆コブクロ＜KOBUKURO Acoustic Twilight Tour 2014＞ライブ模様

ふたりは、会場のお客さんとの距離の近さに戸惑いと緊張を表しつつも、「2014年の締めくくりだと思って今回のツアーを頑張ります」と宣言し、一曲一曲丁寧で優しいライブが進んだという。北海道では夏からオンエアされていた北海道最大コンビニチェーンであるセイコーマートのCMソング「信呼吸」が、この日のライブで初披露された。地元民はCMで聴き慣れているこの曲を、北海道のファン達に全国で最初に届けたというわけだ。

2014年NHKソチオリンピック・パラリンピック放送テーマソングである「今、咲き誇る花たちよ」の演奏では、アコースティックにもかかわらず力強いパフォーマンスに会場が湧いた。一方でMCタイムでは、ふたりはお互いの衣装をいじりあったり、一緒に客席に横たわったりと、コブクロのライブではおなじみの軽快なトークが弾んだそうだ。また、2014年11月8日に公開されたばかりの映画『トワイライト ささらさや』の主題歌である「Twilight」も、アコースティックバージョンで初披露された。この曲の制作は、曲のイメージを固めるために、自分で男女の絵を描き情景を浮かべながら丁寧に楽曲を書いたというエピソードも語られたという。

前述したように、今回はお客さんとの距離感の近さが最大の魅力となるツアーだ。この日も、おもむろに客席に下りた黒田に、お客さんが自分の誕生日であることを告げると、小渕が指笛で「ハッピーバースデイ」を吹き、会場の全員が歌って祝ってあげるというサプライズもあったとか。そして最後には、コブクロのふたりは「北海道最高でした！」と言い残し、無事に初日公演を終えたということだ。

来年2015年には、アリーナツアー（大阪・京セラドーム含む）もすでに決定しているコブクロ。北海道公演は4月25日（土）＆4月26日（日）に真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、今回に引き続きツアーの初日公演を飾る。