スーザン・ボイル「アスペルガー症候群と折り合いをつけられるようになった」

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2年前、アスペルガー症候群と診断されたスーザン・ボイルが、日々の生活で症状にどのように向き合っているか語った。

◆スーザン・ボイル画像

アスペルガー症候群は、特定の分野で並外れた集中力や能力を発揮するものの、日常のルーティーンにこだわったり、他人とコミュニケーションを取るのが困難な場合がある。スーザンは、後者のようだ。

英『Daily Mail」紙のインタビューで、彼女はこう話した。「ステージの上にいるときは決して起きないの。ステージ以外のところでは、そうね、よくあるわ。いつもよ。でも、それが何なのかわかっているから、対処するのが上手くなった。気分が激しく変化しそうって感じたら、その場を離れることにしている」

「今日もそうしたのよ。それしか方法がないんだって学んだ。ほかの人達も私を無視しなきゃいけないんだって学んだわ。それで、騒いだり怒鳴ったりする人がいなくなった」

「そこにいたくないって、パニックするの。憂鬱になる。(そういうときは)そこを離れ1人になる。そして、戻ってくるの。私はいつだって戻るわ」

子供のとき、周りと違うことで“おバカなスージー”と呼ばれいじめられていた彼女は、分娩時に酸素不足に陥ったため脳に障害を負ったといわれてきた。それがIQは平均以上で、対処可能なアスペルガー症候群だとわかり、ホッとしたという。「自分のこと、問題を抱えた人って見るようにしている。それは自分で解決できる問題なんだって。間違いなく良くなっている」

センセーショナルなデビューから早くも5年。注目を浴びることにはまだ違和感を覚えるというものの、病気がはっきりし余裕もできたのか、最近はユーモアのある面を見せることも多くなった。先日、ラジオ局に到着した際には、待ち受けるファンやメディアの前でスカートをめくり太ももをちらつかせるサービスがあった。

スーザンは2014年、UKツアーに続き初の全米ツアーを行い、10月に6枚目のアルバムとなる『Hope』をリリースした。


Ako Suzuki
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