【連載】青SHUNコラム第31回 『Little Tokyo Crazy Kawaii in Taipei、今!台湾でアイドルや音楽が熱い!ジャパンカルチャーの織り成す祭典が11/16に開催』

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福岡発ロック系アイドルユニット、青SHUN学園 学園長(プロデューサー)SHUNです!
今回はとうとう行ってきました、青SHUN学園にとって2度目の海外遠征 in 台湾のライブレポートとその道中を報告したいと思います。

まず旅の行程ですが、なるだけ安い便で渡航するため、日本(成田)から平日の金曜日の午前中に出発、台湾と日本との時差は約1時間。実質3時間のフライトでした…近い!

僕たちの到着した桃園空港は都心よりかなり離れていて、ツアーバスで高速道路を使い1時間かけて宿泊先のホテルに到着。途中免税店などにもおり、さっそくの“日本じゃない空気”を堪能しました!

その日の夜は、バスガイドさん(←かなりアバウトな人だがとても面白かったw)オススメの西門にある「天外天」というお店を訪れ、所狭しと並べられた食材のバイキング火鍋を楽しみました。
ハーゲンダッツも食べ放題!という触れ込みに、青SHUNメンバー達は大はしゃぎ!
このお店、いわゆる“食べ飲み放題”にして、日本円で2,000円しない位という安さ。
また行きたいと思いました★☆

お腹も満腹になり、良い気持ちになったメンバー&女性マネージャーは足ツボマッサージへ。前回9月に来台した時と同じお店へ行き、スタッフさんが覚えていてくれたようで大変感激していました!
この辺りも、国民性が出ているというか、とても好感が持てて、また「好き」が増えます。

さあ男性メンバー(SHUN&AKIRA)はというと!台湾に来たら、夜市でしょ~という事で、かなり不安にかられながら台湾の地下鉄を使って移動。
西門から1駅行き、乗り換えて4つ目くらいかな?駅で下車しました。
すると…賑わってる賑わってる!この活力、とてもエネルギッシュで凄いの一言。
日本に比べ、台湾の方たちは夜が遅いと聞きました。お客さんの学生さんに聞くと、だいたい午前3時~4時の間に眠るそうです。個人差はあると思いますが(^_^;)

なので、僕らが夜市を訪れたのは11時を回っていたのですが、全然人並みは多く、親御さんと一緒に訪れている現地の子供たちもいました。
僕らはまず並ぶ露店を見て回り、気に入ったものがあると値段を見て買う!という流れ。
一番「掘り出し物見つけた!」と思ったのは、携帯電話を先っちょにつけて高い位置から動画撮影ができる棒(正式名称がわかりませぬw)を120元(約500円弱)で2本ゲット!

そんな中、12時を回ると店じまいをしだす所も出てきている折、見つけたのがダーツ!射的!ストラックアウト!まるで毎日がお祭りの縁日。
僕ももちろん挑戦しました!
ダーツでは散々な結果でしたが、ストラックアウトでは高得点をたたき出し、LINEのキャラクターでうさぎ大きいぬいぐるみをゲット!中学生メンバーの渡辺なゆに夜市のお土産としてプレゼントしました。

この時点でホクホクと帰りの電車へ向かうと、案の定最終電車は終わっていました。
しかしこれも旅の醍醐味なので、タクシーをつかまえて少しだけ長い距離を帰ったのでした。タクシー代も安い!

=土曜日=
次の日は、僕らが最大級の目的で来台したライブイベント「Little Tokyo Crazy Kawaii in Taipei」の出演を控えた前日という事で、昨日までの観光気分をかき消すが如く、ライブリハーサルを敢行。ホテル室内が広く、福岡から合流したメンバーも含めた全員でのミーティング・合わせ・チェックが夜を賭して続きました。

=日曜日=
そして迎えた「Little Tokyo Crazy Kawaii in Taipei」当日。
9月に出演した「Tokyo Crazy Kawaii in Taipei」の姉妹イベントでしたが、前回の野外フェスと違い、今回は“THE WALL”という700人キャパのライブハウス!
控え室は近くのホテルの会議室に用意されており、広めのお部屋ということもあって最終リハーサルをするには十分でした。

そして会場入り!
リハーサルは、いわゆる逆リハで、実際の順番と逆に進行していきます。
青SHUN学園は後ろから3番目でしたので比較的早く、10分のリハーサルを1コーラスずつ回し、実際の曲振りタイミングやMC位置、暗転板付きのタイミングなどを調整。
十二分に音響チェックも出来たので、この時点でもう不安はありません!
絶対盛り上げて最高に盛り上がろう!という気持ちをグッとこらえながら、本番が来るのを待ちました。

そして、開場!
初の海外ライブハウスという事もあり、若干心配された集客はその不安をすぐにかき消しました。開場~開演の時間が30分しかないという事もあり、最初からたくさんのお客さんが来場され、ほぼ満員に近い状態でライブスタート!
日本からのお客さんも勿論いらっしゃいましたが少数、あとはほぼほぼ台湾でのお客さんという形で、いかに今の日本のアイドルや音楽・そしてジャパンカルチャーが台湾の方に愛して頂いているかを知るきっかけになり、この時点でかなりグッと来るものがありました。

今回MCを務めてくれた現地の「布丁ぷりん」さんという方がとても流暢な日本語でライブが進行していきます。
一番目の出演者は「柊木りお(ひいらぎりお)」さん!
10月末の幕張メッセで行われたVAMPS主催イベント「HALLWEEN PARTY 2014」にも出演、かなりの盛り上がりを見せたようです。
また、僕(SHUN)が「輪廻の恋」という楽曲を提供している事もあり、今回はサプライズで青SHUN学園メンバーもダンス&ボーカルコラボをさせて頂きました。
いきなり一曲目でこれでしたので、会場のボルテージが一気に沸点へ達したのを肌で実感すると同時に、「このライブ、いける!」と確信した瞬間でした。

続いて「WHY@DOLL(ホワイドール)」さん!
WHY@DOLLさんは9月にメジャーデビューし、11/11には東京のリキッドルームという大箱で単独ライブを大成功させた実績を持ちます。
こちらも楽曲提供しているユニットさんで、その内の1曲「初恋☆キラーチューン」を歌ってくれました。
北海道出身の2人は、その変わらないふわっとした雰囲気を台湾のお客さんに届けていました。

続いて「lyrical school(リリカルスクール)」さん!
日本ではなかなか拝見する機会がなかったのですが、今回台湾に来て初めてしっかり見させて頂きました。Hip-Hopアイドルユニットという事で、ノリが他になくかなり特徴的。お客さんもエネルギッシュで、このジャンルの独特な二人に合わせコール&レスポンスやCLAPを阿吽の呼吸がごとく会場を盛り上げていました。

続いて「STARMARIE(スターマリー)」さん!
こちらも日本ではイベントでご一緒する事はあっても、なかなかお話する機会もなかったのですが…今回、代表の方とお話する機会ができ、ライブも拝見し堪能させて貰いました。仲良くさせて頂いているArc Jewelの桂田さん(愛乙女★DOLL、Doll☆Elemets、Ange☆Reve、Luce Twinkle Wink、Stella Beats等が所属)と長年懇意のようで、それもありすぐ打ち解けることが出来ました。
肝心なライブですが、かなり良かったです!ライブ前の記者会見でメンバーさんも仰っていましたが、歌詞がとても特徴的。アイドルなのにダークなワードも入れながら、楽曲もエスニックというか、サブカルなイメージで日本のPOP Cultureの一つとして届けるという意味で、海外の方にインパクトがあったのではないでしょうか。
余談ですが、実は帰りの飛行機で青SHUN学園とご一緒する機会があり(笑)
飛行機便も一緒、空港近くの停めた駐車場も一緒(笑)という、何たる奇遇なのでしょう!縁があるように思いましたし、日本に帰っても仲良くしていただきたいと思いました☆


そして「青SHUN学園(せいしゅんがくえん)」!
ほぼノンストップ!今回の限られた出演時間25分のため、短くしたShort ver.楽曲やメドレーを交え、全8曲を披露しました。

~セットリスト~
M1 バイキング・SE(フジTV「バイキング」テーマソング)
-MC-
M2 ロックSE
M3 蒼い空を望むなら(カバー:by 愛乙女★DOLL)
M4 ツンデレ。Shotr ver.
M5 Dance Dance Dance
M6 手紙。Short ver.
M7 力の限り!!!~開放 Short ver.メドレー



もうこの熱気は文字では伝わりくいかもしれません!
台湾語はMCで自分たちのユニット紹介をしたのみ、後のライブ中の煽りや盛り上げは全て日本語&ジェスチャー。
それでもここまで熱くなり、サークルモッシュが出来、会場全体が隅々まで盛り上がった熱量は他では測れないものがありました。
今回の目的の一つ、それは日本も台湾も越えて、音楽で繋がりたい!という思いがありました。それにはどちらか片方だけが盛り上がっててもダメで、ステージ側とオーディエンス側の、良い意味での勝負、高め合いが必要不可欠だと思います。
僕の尊敬している人物のひとりで、e+(イープラス)の代表 橋本社長も仰っていましたが、今の音楽シーンは「参加型になってきている」と。その通りだと思いました。
青SHUN学園がステージでいつもお客さんに言う「自分たちが主役だから!」という思想と全く同じですし、今回それを目の当たりにし、実感して涙出そうになりました。
見渡せば何人か泣いてるお客さんもいたりして、その時はヒートアップし頭が回りませんでしたが、ステージが終わり楽屋に帰った際「あぁ、来て良かった」と心の底から思えました。記者会見でも言いましたが、台湾が東日本大震災の折、日本にしてくれた義援金、額だけではなくそこから伝わってくるキモチ。その恩返しといえば大それているかもしれないけど、日本の代表としてこの場に立ち、互いに友好関係を築ける架け橋の一端になれたのならいいな、と。本当にありがとう、台湾!!

続いて「妄想キャリブレーション」さん!
こちらも日本の「アイドルジェネレーション」というアイドルイベントでご一緒する機会が多く、台湾でも改めて見させて頂きました。
楽曲も良く、ダンスも揃っていてとてもプロフェッショナルだと感じました。
ステージも華やかで綺麗でしたし、会場もたいへん盛り上がっていました!

続いて「アフィリア・サーガ」さん!
青SHUN学園と同レーベルメイト(Stand Up!Records)のアフィリアさんは、今年の3月に全国ツアーの皮切り一発目で、台湾のここ「THE WALL」で単独ライブを決行し大成功している実績もあり、さすがイベントのトリを努めるだけの質の高いパフォーマンス、そして台湾語での自己紹介など、この台湾で行われるライブイベントへ向き合う姿勢が目に見えて、感服いたしました。
客席を見ると、アフィリアさんの衣装を来た現地の女性のお客さんもチラホラ!
人気の高さを見るきっかけになりました。

さあ!ライブ終演後は一斉に物販・特典会が行われ、各ユニットさん方と現地・日本のお客さん入り乱れての、良い意味で混雑した活気のある時間になりました。
まるで夜市(笑)
ふと袖に目を向けると、各ユニットの名前が書かれたステージ花壇が!
聞けば現地の台湾の方がお祝いにそれぞれ用意してくれたそうな。
この心遣い、今の僕たちが忘れかけているものをもう一度思い出させてくれるようで、心の底から感謝を握り締めました。

温かい気持ちを胸に、ホテルへ帰宅したのは23時頃でした。
その日はお店も閉まっている時間なので、近くの24時間スーパーへ食料調達へ出かけ、足りないものは隣にあったセブンイレブンのコンビニで完結!
できれば最後は飲食店で「お疲れ~!」をしたかったですが、それがなくても胸に温かいぬくもりが残っていたのは言うまでもありません。

次の日、とはいえ数時間後の午前3時半にホテルロビーに集合し、ツアーバスに乗って桃園空港へ。そうです、もう帰国する旅の行程なのでした。
到着し手続きを済ませようとした瞬間、僕らの目に飛び込んできたのは、先ほど数時間前まで一緒に熱を共有していた現地のメンバーさん(青SHUN学園のお客さんの呼び名・意)が!なんと寝ずにお見送りに来てくれたのです!
前述しましたとおり、この桃園空港は都市部からかなり離れており、しかもこの時午前5時すぎ。平日で学生さんなら学校、社会人ならお仕事のはず…。
この情愛の深さはどこから来るのでしょう?本当にありがとう、台湾★☆
記念に全員で記念撮影し、簡単な握手会もして、後ろ髪引かれる思いで搭乗口へ向かいました。




これでこの旅は終焉を迎えました。
最後に、この「Little Tokyo Crazy Kawaii in Taipei」を開催・主催した水野さん、新江さんはじめ大勢のスタッフの皆さん。
MCの布丁ぷりんさんや、簡(カン)さんはじめ現地通訳してくれた皆さん。
日本では中々機会がなくても、今回の台湾で仲良くなれた、そして改めて仲良くなれた出演者・事務所の皆さん。
何より現地の台湾のメンバーさん、日本から応援に駆けつけてくれた皆さん。
誰ひとりかけても今回のイベント成功はなかったのではないでしょうか?
心から感謝でした!本当に台湾…謝謝☆★



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