【イベントレポート】℃-ute・岡井千聖は、次期ハロー！プロジェクトリーダー・矢島舞美がちょっと心配

2015年6月に、横浜アリーナにて初の単独公演を行なうことを発表した℃-ute。彼女たちの26枚目となるシングル「I miss you / THE FUTURE」のリリースを記念したイベントが、11月19日に池袋サンシャインシティー噴水広場にて開催された。

◆℃-ute「I miss you / THE FUTURE」池袋リリースイベント 画像

イベント終了後の記者会見で、奇しくも前週に同じ会場でイベントを行なったBerryz工房についてコメントを求められると、次期ハロー！プロジェクトのリーダーに指名された矢島舞美は、「Berryz工房は私たち℃-uteにとってはよきライバルでもあり、仲間でもあったので、そういう存在が無期限で活動停止というとなると、すごく寂しい気持ちもあるんですけど、でも本人たちが決めた気持ちだから、一番私たちが（その気持ちを）わかる気がします。これからみんながそれぞれの道を歩むなら、私たちは背中を押してあげなきゃいけないなと思いますし、これからのハロー！プロジェクト、Berryzがお休みしている間も、私たちが精一杯引っ張っていかなきゃって。」と、Berryz不在の間は℃-uteがハロー！プロジェクトの看板を背負うという決意を口にする。

ところが、そんな矢島を心配そうに見つめるのは岡井千聖。「見た目は美形で、ダンスとか歌とか歌っていると完璧に見える」と、自分たちのリーダーについて語りながらも、「ちょっとこう天然な部分があったり、ふとした時に失敗を犯しちゃう娘なので。さっきもたくさんの記者やファンの方に囲まれていると、ろれつが回らなくなっちゃう。」と、終わったばかりのミニライブ中に、告知で噛みまくったことを指摘（テイク3でやっと成功した）。しかし、「そういうところが心配なんですけど、舞美ちゃんだけでなく、私たちも一緒にハロー！プロジェクトを支えていかなくちゃいけないと思っているので、まあ、ちょっとずつ変わっていってもらえたら。」と、℃-uteメンバーも一丸となって矢島舞美をサポートしていくことを口にした。

そんなBerryz工房の無期限活動停止より前にある大きな出来事といえば、11月26日の道重さゆみのモーニング娘。'14およびハロー！プロジェクトからの卒業。道重についてコメントを求められると、それぞれの目を通して見て、感じ、抱いていた想いを語っていた。

「道重さんは背中で語るではないですけど、すごい努力をされている方。モーニング娘。'14が連続1位を獲ってる時も、新メンバーが入って大変な時期だったと思うんですけど、それでもひとつにまとめたのはすごい。尊敬してます。」── 矢島舞美

「ハロー！プロジェクトのリーダーになられた方は、ハロー！プロジェクトに対する愛情がすごくある印象があるんですけど、道重さゆみさんは、「ハロー！プロジェクトのメンバーは一番可愛い！」っていう、そういう面での愛情が、ほかのリーダーの倍以上あるんです。」── 鈴木愛理

「道重さんのことを想像すると、尊敬という言葉しか出てこない。努力の塊ですし、後輩を引っ張っていってまとめて、でもウキウキするところはウキウキしてたし。後輩にとって道重さんは憧れであり尊敬でもあったと思うので、私たちもそういうふうに思われるようにがんばっていかなきゃなって。」── 中島早貴

「よく考えると、私たちのほうが先輩なんですよ。でも、ハロー！プロジェクトのリーダーになってから、道重さゆみさんがすごいしっかりしたって周りから言われてて。だからうちのリーダーもそれをきっかけにしっかりしてくれれば。」── 岡井千聖

「道重さんは私たちにとって憧れ。モーニング娘。は年齢差もあるのに、仲良くワイワイしてて。素敵なリーダーだなって。うちのリーダーも素敵ですけど、なんかちょっと違うんです。」── 萩原舞

先日、田中れいなと会った際、「さゆも最初の時はすごく緊張してて、ライブ前の掛け声ですら緊張してたのに、最後あんなにしっかりしているから大丈夫だよ。」と励まされたという矢島。どんなハロプロにしたいかと訊かれると、「いままでの伝統的なモノはいろいろあるんですけど、今までとは違った、みなさんがビックリするようなことをどんどん始めていきたいと思いますし、いろんな人にハロー！プロジェクトが知ってもらえるような活動をしていきたい。」と、意気込みを語っていた。

なお、イベントでは、「I miss you」「THE FUTURE」など5曲をライブで披露。さらに、森永製菓「DARS」約1万個（800ケース）で作られたという、℃-uteのシングル「I miss you / THE FUTURE」ジャケットのピクセルアートが登場した（℃-uteと「DARS」といえば、2013年に岡井千聖が「Danceでバコーン！」ならぬ「DARSでバコーン！」を森永製菓の社内各所で踊ってみた動画を展開した）。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部（つ）