ハルク・ホーガン「本当にストーンズかメタリカに加入したかった」

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ベースをプレイするプロレスラーのハルク・ホーガンは、ベーシストが抜けたザ・ローリング・ストーンズとメタリカに本気で加入したくて、あの手この手を使い熱心に自己アピールしたそうだ。両バンドからは無視されたそうだが…。

◆ミック・ジャガー画像

ホーガンは数年前にもこのエピソードを明かしているが、最近行われた『Noisey』のインタビューで改めてこう話した。「UKのアワーズで、当時、ミック・ジャガーの恋人だったジェリー・ホールに会って、彼女がミックと電話で“あら、ベースベース・プレイヤー探さなきゃ。2つしかチョイスはないわね”って話しているのを聞いたんだ。俺は“なに?”ってなったよ」

「すでに、彼女から子供たちが俺の大ファンで、グッズが欲しいって言われていた。俺は“よし、彼女を味方につけよう”って思ったね。それで、“俺、ベースをプレイしてたんだ。ローリング・ストーンズの曲は全て知っている。ローリング・ストーンズにベース・プレイヤーが必要なら、神に誓う、俺がやるってミックに言っといてくれ。1日リハーサルしたら、彼らがプレイするもの全てプレイできるようになる。お願いだからミックに言っといてくれ。お願いだ”って言ったんだ」

その後、ホーガンはジャガー家へたくさんのハルク・ホーガン・グッズを送ったが、音沙汰なかったという。

そして数年後、同じくベーシストが脱退したメタリカにアピール。「手紙を書き、自分がプレイするテープを作り、彼らのマネージメント会社へ送った。電話をかけ続けた。2週間やったけど、彼らからも一言も返ってこなかった」そうだ。

「ローリング・ストーンズかメタリカでプレイできるなら、すぐにレスリングを止めたよ。電話かかってくるの待ってたんだ。来なかったけど。アンチな連中は“メタリカのオーディション受けてないじゃないか!”って言う。ああ、受けてないよ。でも、努力はしたんだ」

ホーガンは以前、「ラーズ・ウルリッヒと大親友で、初期のメタリカに加入しないかと誘われたことがある」と発言し、ラーズから「ホーガンとは知り合いではないはず」と返されている。

ホーガンのもとには最近、テレビ局からワン・ダイレクションをインタビューし、彼らと一緒に曲をプレイしないかとの誘いが来ているそうだ。

Ako Suzuki, London
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