【対談】結(ユナイト)×HIKARU.(カメレオ)×CHISA(DIV)、「バトルしちゃあかんねって」

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■ボーカリスト3人でご飯に行っていろいろ話したり
■これからもっと会う機会も増やして仲よくなりたいな──結(ユナイト)

──互いに意識はしているけれど、接点がなかったんですね。

結:今こういう活動してるんだなっていうのを目にしたり、聴いたりはしていたんですけどね。メンバー同士がコミュニケーションとるようになったのも、ほんと最近なんですよ。

CHISA:なかなかご飯に行く機会もないままね。

結:<DANGER fes>の開催決定をきっかけに話すようになって、“ああこういう人なんだ”っていうのがわかってきた。最初にこのフェスの告知をニコ生でやったんですけど、その時はバンド間のコミュニケーションがとれてなくて、だいぶ静かな空気が流れていたという(笑)。

HIKARU.:たしかに最初、仲悪そうだったよね。連れてこられた感がハンパなくて。

結:不仲説とか出てたもんね(笑)。その後、僕らボーカリスト3人でご飯に行って、いろいろ話したりもして。これからもっと会う機会も増やして仲よくなりたいなと。

HIKARU.&CHISA:ゴチでーす。

結:またかよ(笑)!

──さすが先輩ですね。

結:最初はちょっと背伸びしちゃって奢ったんですけど(笑)。ま、みんなほぼ同期ということで、これからは出していただこうかと(笑)。

CHISA:じゃあ、2回目はないかな(笑)。

HIKARU.:ははは。そのときも話したんですけど、当初このフェスのタイトルが<DANGER fes 2014‐Christmas Battle->だったんですよ。でもボーカルの3人としては、「これはバトルしちゃあかんね?」って。

CHISA:そうそう。バトルという感じはまったくなくて。たとえば僕は個人的に、ベーシストは意外と人付き合いがうまいって感じてるんですよね。で、ギタリストって各々自分のスタイルがあるから、あまり仲良くできないのかなって。勝手にそう思ってたんですけど、この間、全バンドの全メンバーが揃って話したときにそんなこともなかったんですよ。微笑ましいですよ(笑)、未緒さんと将吾がお互いに褒め合ったりしてるのを見ると。

結:ということで、元々は<Christmas Battle>というタイトルで発表してたんですけど、<Christmas Party>にしようって変更したんですよね(笑)。

▲HIKARU.(カメレオ)

──タイトルまで変わっちゃったんですね(笑)。ボーカリスト/フロントマン同士では、我の強さっていうのはない?

結:俺、自分でボーカルっぽくないと思ってるから(笑)。

CHISA:我が強かったとしても、3バンドがまったく個性が異なるからこそよかったというか。似てるバンドがいたらこうはならなかったかもしれない。

──今、見てる感じでも、近寄るなオーラは全然ないですし(笑)。

HIKARU.:むしろね、来て来てって感じ(笑)。

CHISA:ただ、みんながみんな自分からあまりいけないから、来てっていうね(笑)。

──3人ともそこはグイグイいくタイプではないんだ?

結:いかないですねー。

──3人で食事したときは何を話したんですか。

結:このフェスのことがメインでしたね。

HIKARU.:せっかく3バンドが集まるなら特別なことをしたいよね─っていう話をしていて……結局なにも浮かばない(笑)。

CHISA:食べて終わった(笑)。

HIKARU.:「リーダーに任せるか」みたいなところに落ち着くっていうね(笑)。

──このあとリーダー同士の対談も行うんですが、3バンドともやはりリーダーという存在は大きなものですか。

結:曲に関しても未緒くんの世界観があって、リーダーとしても彼はバンドのプランニングや発言がしっかりしている大きな存在だと思うんです。俺も未緒くんと会って変わった部分はあると思うので、影響力ある人じゃないかな。

──カメレオは、バンドの見せ方にこだわりがあると思いますが、全員で考えていくんですか?

HIKARU.:みんな意見を出してくるし、それぞれ個性が違うのでまぁめんどくさいですよ。めんどくさいけど、そこは向き合っていかないとね。リーダーのKouichi君は頑固で譲らないんですよ(笑)。

結:へえ、そうなんだ。

──DIVのリーダーはちょびさんですが、外から伺うとメンバーのいじられ役に見えますね。

CHISA:そうなんですよ。基本的にDIVはちょび以外全員が我が強くてみんなトゲトゲしてるので(笑)。リーダーの役割もファンの人から見るバンドの顔っていうよりは、携わってくれるスタッフの方に対するバンドの顔っていうところも大きいじゃないですか。そういう意味では他の3人はトゲトゲしているから使いものにならないんですよね(笑)。逆に、ちょびさんが柔らかーく立ち回ってくれるお陰で、我がままできるという。その分、曲は僕と将吾が作ってるんです。で、ドラムのsatoshiはドラムをメインに、もうドラムセットをとにかくデカくすることだけ一生懸命やってもらえればっていう(笑)。

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