11月24日、サンリオピューロランドのハローキティ40th記念パレード「ARIGATO EVERYONE!」にYOSHIKIが登場、ハローキティと一緒にファンの前に姿を現した。

◆YOSHIKI@サンリオピューロランド画像

キティーちゃんの登場と同様に高さ15mのゴンドラに乗って登場したYOSHIKIは、ハローキティ公式ソング「HELLO HELLO(仮タイトル)」をバックに、集まったファンの前でハローキティとハグ、記念自撮り…と、サンリオピューロランドのファンタジーなひとときを楽しんでいた。

BGMというにはいささか大きすぎるサウンドで会場に鳴り響いたのは、YOSHIKIが書き下ろしたハローキティ公式ソング「HELLO HELLO(仮タイトル)」だったが、ここで流されたバージョンは典型的な四つ打ちのEDMミュージックだった。沈むこむようなベードラの上に美しいメロディが乗るダンサブルなビートミュージックは、まるでデヴィッド・ゲッタかZEDDか…といった意外すぎるアレンジに彩られていたが、YOSHIKIらしさとファンタジックでダンサブルなパレードのイメージが見事に溶け込んでおり、知られざるYOSHIKIの新たな才能をまたひとつ突き付けられるものでもあった。

7年越しの製作期間を経てちょうどハローキティ40周年という記念すべき2014年に完成したという作品なのだが、会場で行われたインタビューによると、「いろんなイメージを持ちながらもおおかた完成を目前にしていた状況にありながら、ロサンゼルスで行われたコンベンションの前々日にいきなり新しいメロディが舞い降りてきた」という。日本での出来事だが二日間で新たな曲として一気に書き上げ、飛行機の中で詞を書き、締め切り前日に完成させたというのがこの「HELLO HELLO(仮タイトル)」だ。

YOSHIKIが11月20日に誕生日を迎えたばかりということで、会場に集まったファン全員で「ハッピーバースデイ」を歌うという粋な計らいも行われ、そのあと、誕生日プレゼントとしてハローキティがYOSHIKIにハグをするという流れに。「ハローキティよりも僕の方が歳上です。年齢はXですけど(笑)」と笑いを誘ったYOSHIKIに対し、キティーちゃんが人差し指で小さな「X」をポーズ、「あ、Xできるんだ!」とYOSHIKIの喜ぶ声に、そこからは会場の「We are X!」コールとともにYOSHIKI&ハローキティのXポーズ2ショットで、マスコミのカメラから無数のストロボが光り続けた。満面の笑みをたたえながら、ハッピーなひとときはあっという間に過ぎ去っていった。

インタビュー後は、ハローキティと一緒にYOSHIKIはフロートに乗って会場を周回し、ファンの歓声を受けながら、囲み取材会場へと移動した。通常マスコミだけを招いて行われる囲み取材も、この日は特別にファンを会場に招いての取材となった。ここでは、Yoshikittyのライブキャラクターが元気よく登場、ファンを前に初のグリーティングが行われた。

Yoshikittyの紹介にとどまらず、X JAPANの2015年の活動まで言及され、日本でのライブを積極的に行いたいと考えていること、念願のアルバムは現在気に入らない曲を差し替え制作を続行、2015年4月に完成予定であることが明かされた。あくまでも予定であること、しかも完成予定が4月ということで、実際のリリースがいつになるかはまだまだ不透明のようだ。

「HELLO HELLO(仮タイトル)」は今回発表されたEDMバージョンのみならず、ロックバージョンからクラシック・バージョンまで、多国語に対応する形で制作され、様々な形に姿を変えてワールドワイドでリリースされる予定という。YOSHIKIの多角的な才能が一望できる素晴らしいプロダクトになりそうだが、子供のファンも多いハローキティだけに、ハローキティ公式ソング「HELLO HELLO(仮タイトル)」の制作には、子供にも聴いて欲しいという気持ちが強く込められていることもあり、自分の子供ができたら是非この曲を聴かせたいとのコメントも飛び出した。現状子供が生まれる予定はないが「子供は10ヶ月で生まれてくるから、X JAPANのアルバムの誕生よりも早いかも」と苦笑い。

たっぷりのサービスとファンシーな世界で、ファンを大いに喜ばしたYOSHIKIだったが、会場に入れなかったファンも相当いたようだ。この日のサンリオ・ピューロランドの来場者数は5000人と発表されたが、会場入口にできた入場を待つファンの列は近隣駅までつながってしまったという。このような列が駅までつながってしまったのは、サンリオ・ピューロランドがオープンして以来初めてのことだそうだ。

取材・文・撮影:BARKS編集長 烏丸哲也