【ライブレポート】赤い公園、5th記念はホームグラウンドで記念ライブ

11月23日、赤い公園の全国ツアー＜赤い公園マンマンツアー2014 ～お風呂にする？ご飯にする？それとも、リトミックにする？～＞のツアーファイナルが、EX THEATER ROPPONGIにて行われた。

開演時間を5分過ぎた頃、アルバムのラストナンバーである「木」のストイックなドラムからスタートし絶妙なアンサンブルで赤い公園の音世界に引き込むと、2曲目ではドラマ主題歌にもなった、たった100秒のキラーチューン「絶対的な関係」を披露し、一気に観客のボルテージを上げた。

無事ファイナルを迎えることが出来た喜びを、Vo.佐藤は「まさかまさかのソールドアウトです。今年頭にこの会場でやるって決まった時は『絶対埋まらない』って思ったんだけどみなさんのおかげでこうやって埋まることが出来ました！」と嬉しそうにMCで語った。

また、今までのライブとの大きな違いとして、藤本（B）の前にマイクが設置されたことを話すと、藤本はお気に入りのぬいぐるみ“しろたん”を手にし、会場を和ませた。

「TOKYO HARBOR feat.KREVA」では「間奏でKREVAさんが出てくると期待したけれども…待っちゃうよね」と会場を笑わせ、今後の共演に期待を託した。「NOW ON AIR」では観客と一体となったハンドクラップで、会場を揺らせた後は、「猛烈リトミック」が第56回レコード大賞優秀アルバム賞を受賞したことをあらためて報告し、ファンと喜びを分かち合った。

2015年1月4日に結成5周年を迎える赤い公園は、記念日同日に彼女たちのホームでもある立川BABELにて、当時の自主企画イベント＜こめさくpresents～もぎもぎカーニバル～復刻版＞を開催することも発表された。立川市こども未来センターの広場に設置された“赤いベンチ”についても触れ、「是非お立寄りを！」と伝えた。

最後はアルバム収録曲「楽しい」で会場をひとつにまとめあげ、満員御礼のツアーファイナルを締めくくった。

写真：福本和洋




◆赤い公園オフィシャルサイト