モーニング娘。'14の横浜アリーナ公演、<モーニング娘。'14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE ~道重さゆみ卒業記念スペシャル~>ファイナルが11月26日に開催され、同公演をもって、道重さゆみが卒業した。

ここでは、モーニング娘。道重さゆみとしての最後のメッセージをそのままお伝えしよう。

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私、道重さゆみは、今日、2014年11月26日、モーニング娘。を卒業します。大丈夫。泣かずにしっかりみなさんに気持ちを伝えたいと思うので、聞いてください。

2002年にモーニング娘。のオーディションを受けて、2003年1月19日、モーニング娘。の第6期メンバーとして合格して、大好きなモーニング娘。になりました。私は、芸能界に興味があったわけではなくて、歌が好きとかダンスがやりたいとか、そういう気持ちも全然なくて。ただ、「モーニング娘。が好き。」その気持だけでここにやってきました。そして加入して12年間で本当にいろんなことがありました。メンバーと一緒にステージに立って、歌ったり踊ったり……まあちょっと今日は踊れない時もあったんですけど、そういう時間がすごく楽しかったり。テレビのお仕事も新鮮だったし、ツアーでいろいろなところにも行きました。加入して何年かは、ソロパートが全然なくて、ステージに自分の立ち位置はあるのに、そこに居場所がない気がして、「私ってモーニング娘。に必要あるのかな……?」って感じた時もありました。でも、「モーニング娘。が好き。」その気持ちだけは一度もブレずにここまでやってきました。

どんなに頑張ってもうまくいかないこともあるし、どんなに努力したって報われないことだってあります。だけど、少しずつ前に進めるということに気づくことができたし、そうやってモーニング娘。からいろんなことを教えてもらって、学んで、そして念願のリーダーにもなりました。リーダになってからも、決して順調ではなかったんですけど、それこそ食欲がなくなってしまうくらい大変だなって思うこともあったし、心が折れそうになった時もありました。だけど、そんな私を、ファンのみなさんが大きな愛で支えてくれましたね。

そんなさゆみのファンの人たちは……変な人が多いです。うふふふふ。

変わり者の集まりだなーっていつも思ってました。だって、ほかに歌やダンスが上手いメンバーはいるし、こんな大事な日に足を痛めたりはしないメンバーだし、ほかのみんなはね。それに、さゆみなんかより魅力的な芸能人はいっぱいいます。そんな中で、さゆみのことを応援してくれました。大して何もできないのに、口だけは一人前だし。顔はまあ可愛い方だと思うんですけど。うふふ。そういうこともぜーんぶ自分から言っちゃうし。こんなアイドル、普通は応援したくないでしょ? それなのに、さゆみのちょっと変なファンの人たちは、晴れの日も、雨の日も、大雪でも、台風がきても、嵐の日だって、さゆみに会いにきてくれた。全力で応援してくれた。勇気くれた。パワーくれた。優しさもくれましたね。強さもくれた。自信もくれた。安心感もくれた。

そして、愛をくれた。

みんなに出会えてよかったです。さゆみのことを見つけてくれて、出会ってくれてありがとう。モーニング娘。になって、みなさんと出会えたから、道重さゆみが存在する意味があったと思いました。モーニング娘。になるために生まれてきたんだって、生まれてきてよかったなーって思いました。

さゆみのファンの人たちが、ほかの誰でもない……みんなでよかった。変な人たち、サンキュー。

そして、メンバーのみんな。気づいたら12年前に加入した時のメンバーは誰一人いなくなっていました。でも、そんな私のすぐ側には、9期、10期、11期のみんながいてくれました。みんなと過ごす時間が楽しかったです。いっぱい笑った。でも、怒った時もあります。それでも、「道重さん大好きー」って言ってくれて、嬉しかったです。みんなのことが愛おしくてたまりません。さゆみの後輩たちは、今までで一番の後輩たちだと思います。だから、これからも、もっともっと、あの娘たちなら頑張れると思います。さゆみも、見守っています。

そして、「後輩たちに見せたい景色がある」って、今までいろんなインタビューやテレビでも言ってきたんですけど、

私は、この景色を見せてあげたかったんです──。

これが、私にできる最後の恩返しです。今回は私が卒業ってことで、ここに立つことができたけど、これからは、単独のコンサートでみんなにもここに立って、この景色を見てほしい。そして私の知らなかったような、もっともっと大きな景色をみんなには見てほしい。その時は、みんなから見る景色の一部に、さゆみもいると思います。

最後に、もう一度、すべての人に言わせてください。

今まで、本当にどうもありがとうございました。