<2014楽器フェア>レポ第1弾、楽器販売やYMO楽器展など盛りだくさんの内容で開催、iOS関連新製品が多数登場

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▲展示エリアに三方を囲まれた会場外のスペース「アトリウム」。オープニングセレモニーのほか数多くのライブが繰り広げられた2つのステージに加え、音楽教室のブースや地図&イベント案内のパネルも。
2014楽器フェアが11月21日から23日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。楽器フェアは国内外の有名ブランドや新製品が一堂に集結する日本最大級の楽器と音楽のコンシューマーショー。3年ぶりの開催となる今年は120社を超える出展社による展示エリアに加え、楽器を購入でいる販売エリアを新設したことでも話題を集めた。

展示エリアは鍵盤、楽譜・出版、弦楽器・管楽器・アコースティック・ギター、カスタムビルダー、エレキギター・打楽器、コンピューター・DIGITAL、販売ブース、アウトレットモールに分けられ、セミナーやライブが行われる5つのステージや「YMO楽器展」、「hide生誕50周年記念 hideギター展」といった展示スペースも併設。さらに会場の外にも2つのステージやセミナーなどが行われる別室が多数設けられ、一日中歩きまわってもすべてを回りきれないほどのボリュームだ。レポート第1弾では、各エリアの概要とデジタル楽器を中心に展示アイテムを紹介する。


▲初日のオープニングセレモニーには新山詩織が登場、「今日は朝早いですけど、この楽器フェアのセレモニーに出演させていただきほんとにうれしいです」と述べアコースティックギター1本で「今 ここにいる」と12月3日発売の新曲「絶対」の2曲を披露。MCでは、「今日はこの開場に120社以上の楽器メーカーが集まっているということで、楽器をやっている人には天国のようなイベントだと思います」、「私がアコギと出会えたように、今日はこの楽器フェアでこれから楽器を始めたい、興味があるっていう人には新しい出会いを見つけてもらえたらいいな」とコメント。


▲オープニングセレモニーの最後は、楽器フェアのイメージソング「New Days」をVoice of Mind(左)が演奏しきったタイミングで入場開始。開場前から多くの人が列を作り、イベントのスタートを待っていた。


▲今回から楽器を購入できる「販売エリア」が新設。数多くの楽器店が特価で楽器を販売。ギターや電子楽器をはじめ、管楽器、アクセサリー、アパレルなど多種多様なアイテムが揃う。メーカーによるアウトレットモールや日本楽譜出版協会による大量の楽譜販売も健在。


▲親子で楽しめる「親子で手作り@ワークショップ」は楽器フェアおなじみの人気企画。ウクレレやカリンバ、ペイントオカリナなどさまざまな楽器を会場内のスペースで作ることができる。


▲楽器フェアにはバンド系はもちろん、クラシック/オーケストラ系や和楽器まで幅広いジャンルの楽器に触れることができる(左、中)。また、会場内には5つのステージが設けられ、ライブやセミナーなどが開催されている(右)。


▲国内外の有名ドラムブランド9社の今イチオシしのドラムセットを思う存分体感できるのがドラマーズ・パラダイス。500円で25分間叩きまくれる、ドラマー感涙のスペース。各社のスネア40台も同時展示。


▲各社のブースでも数多くのライブが行われた。写真は弦楽器・管楽器・アコースティック・ギターエリアのヤマハミュージックジャパンのブースで22日に行われた「JAZZ&CLASSIC SAXOPHONE‐ジャンルを超えた若き才能溢れるステージ」。アドルフ・サックス国際コンクールで2位を受賞した上野耕平さんとジャズ・サックス奏者中島あきはさんがそれぞれの演奏とコラボを披露。二人とも22歳。


▲イエロー・マジック・オーケストラのワールドツアー35周年企画として1979年ロスでの初の海外公演のライブセットを再現した「YMO楽器展」はデジタル楽器展示エリアの特設ステージに設置。21日に行われた1979年当時のYMOのステージ・テクニシャン丸山晴輝さんと松武秀樹さんによるトークショーでは、丸山さんが開発したキュー・ボックスの実機も披露。


▲YMO楽器展では楽器、機材を間近で見られるステージツアー(要予約)も実施。ステージ側からの景色を眺めながら、機材の解説を聞くことができた。


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