BUCK-TICK、スタンディングツアーのファイナル公演を年末ニコ生特番で放送

BUCK-TICKが12月14日に行ったスタンディングツアー＜TOUR 2014 metaform nights～或いはアナーキー～＞のファイナル公演の模様が、12月30日にニコニコ生放送特番として独占配信されることが決定した。

◆BUCK-TICK 画像

10月25日からスタートした、このスタンディングツアー。ファイナル公演となったZepp Tokyoでのライブは、全国各会場と同様にチケットは即日完売。超満員で埋まる会場はスタート前にも関わらず、熱気で溢れていた。ライブはインダストリアルなナンバー「ICONOCLASM」から一気にヒートアップする。続けて「Devil’N Angel」、「PHANTOM VOLTAIRE」が披露され、櫻井敦司（Vo）の「Welcome！沢山集まってくれてありがとう。最後までぶっ続けましょう！」という言葉から、さらに「独壇場Beauty –R.I.P.-」、「LIMBO」とアップテンポなナンバーで畳み掛けていく。ライブハウスだからこその音圧とメンバーとの近さが相まって、オーディエンスはいつも以上激しく体を踊らせた。

最新作のテーマ“シュルレアリスム”の世界観の中に、「ICONOCLASM」や「惡の華」といった25年も前の曲が違和感なくステージで繰り広げられる様は、不動のメンバーでつねに最前線で活動してきたからこその自信と経験によるもの。「世界は闇で満ちている」や「無題」、「形而上 流星」で渾身の力を振り絞って歌う櫻井に、オーディエンスは酔いしれていた。


ライブ終盤には、櫻井の「まだ踊れるかい？踊れるよね？ダンスホールで踊ろう！」という言葉から、「メランコリア –ELECTRIA-」、「絶界」、「真っ赤な夜」、「惡の華」と披露。ステージ上の映像や照明もリンクし、会場はクラブの雰囲気も垣間見せ始める。音に合わせ手を挙げて呼応する者、拳を突き上げる者、体を揺らし踊る者、会場全員が各々の楽しみ方で歓喜の声を上げているのが印象的であった。

BUCK-TICKは、12月29日には15年連続となる年末恒例の日本武道館公演を行なう。今回発表された、ニコ生特番の配信は、日本武道館公演の翌日ということもあり、ファンにとっては余韻醒めやらぬ中での配信となる。

そして、2015年2月25日には、ホールツアーのファイナル公演である東京 NHKホールでのライブ模様を完全収録した映像作品『TOUR2014 或いはアナーキー -FINAL-』をリリースする。ホールとライブハウスでのプレイを見比べ、音の変化やパフォーマンスの変化を見比べ堪能するもの面白そうだ。今作映像作品のジャケット写真と最新アーティスト写真も公開されているので、あわせてチェックを。

Live Photo by MASA





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