RIP SLYMEはミュータント・タートルズと同じ?

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RIP SLYMEが、映画『ミュータント・タートルズ』日本語版テーマソングを手がけることが決定した。アメリカでジューシー・J、ウィズ・カリファ&タイ・ダラー・サインが歌う本映画のラップ曲“Shell Shocked”のオリジナルトラックに、RIP SLYMEが書き下ろしの歌詞をのせた「ナイショデオネガイシマス」が、日本語版のテーマソングとなる。タートルズは、世を忍んで戦う“秘密の存在”だ。

◆映画『ミュータント・タートルズ』写真

『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイのプロデュースにより、アクションアドベンチャー映画として生まれ変わる『ミュータント・タートルズ』。日本公開は、2015年2月7日より全国ロードショーとなる。全米公開では2週連続でNo.1を達成し、現在までに全世界で約4億7720万ドル(約568億円)を達成。すでに2016年に続編公開も決定している。

RIP SLYMEにとってハリウッド映画の主題歌を手がけるのは今回が初だ。そこで、なぜ、RIP SLYMEがこの大作に抜擢されたのかである。映画の主人公であるミュータント・タートルズは、レオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロという個性豊かな4人組で、加えて、親代わりとなってタートルズを育ててきた忍術の師匠ネズミのスプリンターが映画では重要な役割を果たし、4人のタートルズと家族の絆で結ばれている。映画会社は、RIP SLYMEがひとつのチームとして一丸となり日本を代表するヒップホップ・アーティストとして活動していること、そして、ミュータント・タートルズの<4人のカメ+1人のネズミ>という構成が、<4MC+1DJ>というRIP SLYMEの構成と同じであることに注目したのだ。

今回のオファーを受けてRIP SLYMEのメンバーは「至極光栄だった!」と語る。歌詞については、「どう日本っぽさを出すかを考えました」(ILMARI)、「自分たちのことかな、と感じました。RIP SLYMEは20年前からやってきて友情があり、タートルズも小さい頃から一緒に育って親密な関係性があって共通点がある」(SU)などとコメントしている。さらには、「エレベーターでタートルズがビートボックスするシーンがいい!僕らもいつもエレベーターでやってます!(笑)」と映画も楽しんだ様子。

なお、メンバーを映画のキャラクターにあてはめるならば?という問いには、赤の特攻隊長ラファエロはRYO-Z、紫の頭脳派メカオタク・ドナテロはPES、青のリーダー・レオナルドはILMARI、オレンジのお調子者ムードメーカー・ミケランジェロはSU、そしてタートルズの師匠スプリンターはやはりFUMIYA、とのこと。

「ナイショデオネガイシマス」のCDリリース及び配信日程は未定となっているが、日本公開に先駆けて2015年1月中旬頃よりTV・WEBメディアを中心に流れるということだ。

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