10月4日に9人体制となったスマイレージの全国ツアー<スマイレージ ライブツアー2014秋 ~FULL CHARGE~>最終公演が、12月17日にTSUTAYA O-EASTにて開催され、900人のファンを前にして、新グループ名「アンジュルム(アルファベット表記:ANGERME)」が発表となった。

◆<スマイレージ ライブツアー2014秋 ~FULL CHARGE~>TSUTAYA O-EAST 画像

フランス語で「天使」を意味する「ange(アンジュ)」と、「涙」を意味する「larme(ラルム)」を組み合わせた造語という「アンジュルム」は、2期メンバーの中西香菜が考案。「天使のような優しい心で。いろんな涙をながしていこう」という想いが込められている。

2014年10月4日から10月31日までの期間にわたって一般募集された新グループ名。メンバー考案作品も含む1万211作品の中から、何回かの段階を踏んで約20作品を選び、1期メンバーの和田彩花と福田花音も参加して20作品の中から最終選考が行なわれたという。

ライブ中盤、3期メンバーの3人を呼び込んでのMC中に発表された「アンジュルム」の名前。なんとも言えない状況にざわつく会場に、和田彩花は「これ実は、かななんが提案したものなんですよ。」と、中西によって命名されたことを紹介する。中西は「いろいろかっこいい名前とか、英語とかフランス語とかネットで調べてて、フランス語の「天使」って意味の「アンジュ」と「涙」って意味の「ラルム」って言葉をくっつけたらかっこいいんじゃないかなって思って、造語にしたんです。天使って優しいイメージがあって、そんな天使のように優しい心をもって過ごしていこうという意味と、あと涙って、嬉しすぎる時とか悲しすぎるとか、感情の最大限の時に涙って出てくるじゃないですか。だからそんな涙をみなさんとともに流していこうという意味を込めて作ったものが選ばれました。」と、名前の由来を説明すると、会場からはその深い意味に、思わず驚嘆の声と拍手が起こる。

「スマイルとは真逆になりましたね。」と、福田花音。「すごすぎる、かっこ良すぎて何も言えない。」という竹内朱莉だったが「TRICKが選ばれなかった……。」と、10月4日に行なわれたミュージカル『SMILE FANTASY!』初日公演前の記者会見で、新グループ名の具体例として挙げた「TRICK」という名前をつぶやくと、メンバーから「当たり前だわ!」と、コントのように見事な総ツッコミを受けていた。

アンジュルムへの改名は、本公演の終了をもって。さらにこの日のライブでは、アンジュルムの改名後第1弾シングル「大器晩成 / 乙女の逆襲」が、2015年2月4日(福田花音曰く「にょんの日!」)にリリースされることも合わせて発表された。

そしてこの日の公演は、6人のスマイレージとして最後の公演でもあった。アンコールでのメンバー挨拶を最後に紹介しよう。

「元々アーティストやアイドルに全然関心がなくて、でも、その中で唯一大好きだったアイドルグループがスマイレージで、そのグループの中に入ってこうやって活動させて頂いて、本当に今でも夢を見ているんじゃないかって思ってます。入った時はいろいろ2期メンバーがありましたね? 自己紹介した時に声(歓声)が無かったりとかあったんですけど、今日、3期が出た時にすごい応援してるみなさんを見て「私達も成長したけどファンのみなさんも成長したな」って風に思いました(笑)。なんで、私達自身にもやっぱりフェイスの問題とかいろいろあったと思うんですけれども、そういうことも思いましたし、本当に今日楽しかったなっていう風に思います。明日からはまた生まれ変わった私達になるわけですけれども、それでも小さな幸せを大きく感じられるように。ケータリングが楽屋にあるだけでも喜べるように、ケーキに名前がしっかり書いてあるだけでも喜べるように。コメントが100を超えただけでも喜べるようになりたいと思います。今日は本当にありがとうございました。」── 田村芽実

「私ブログにも書いたんですけど、本当にすごく不思議な気持ちで。なんか別に誰かが卒業するわけでもないのに、別に寂しいわけでもないんですけど、なんかほんとに不思議な気持ちで今日ライブをするんですけど、なんかこの感想を言うところを、「寝る前に覚えるところを覚えると、寝ている間に頭のなかで整理されるからいい」みたいなこと聞いたことあるから、「じゃ寝る前にまとめよう」と思ってずっと考えてるうちに朝になっちゃってて。でも本当に一つだけ言えることは、6人でしてきたことはほんとに凄く大きなことだと思うので、ほんとに皆さんには一生忘れてほしくないですね。今までこの6人でしてきたことは。(会場拍手)でも私はここまで続けてきたことによって、あの2期メンバーがこのメンバーで本当に良かったなって言う風に心から思ってて。あの、はじめから芽実が言ったように色々ありましたけど、そんなのも乗り越えてこれたのもメンバーがいたからだと思うし、3期が増員されるということで、増員されることが決まったのもきっと2期を受け入れてくれた初期メンバーやファンのみなさんのお陰だと思うので。もし誰も受け入れてくれなかったら、多分、次から次へと入ってこれないし、スマイレージというこのグループも、多分、続いてはいけなかったので。本当に受け入れてくれたことをすごく感謝してますし、あと新しく名前が変わってアンジュルムという名前になるんですけれども、そういうことは、グループ名が1からということは、すべてが1から始まらなきゃいけないので、まずはほんとに名前を世に広めて、もっともっと有名になっていけたらいいなと思います。これからもずっと応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました。」── 勝田里奈

「はい、今からスゴいこと言いますよ。47都道府県ライブで回ったのって女性アイドル史上初らしいです。(会場から大歓声)スゴくないですか? それ聞いた瞬間、ほんとにびっくりしちゃって、すっごい嬉しいなって思って、そんな史上、1位ってなかなかとれなかったから、いろんな意味で(和田彩花「そうだねー」)。だからほんとにしかも史上初っていうのはもうヤバいじゃないですか。だからほんとに嬉しくて。これはもう早く自慢しないとなって思ったんですよ。だからまずそれを1個言いたかったんですねみなさんに。だから言えて良かったです。はい。それでですね、私、昨日、つんく♂さんにメールしたんですけれども、「明日で6人最後のライブなんですけれども、ちょっと悲しい思いもあるんですけどがんばります。」みたいな感じのことを送ったんですよ。そしたらつんく♂さんが「音楽を信じなさい。形じゃなくって心ですよ」っていう風に返信を下さったんですね。で、なんかすごいジーンときて。テレビとかでいろんな芸能人の方が「誰々にこういう言葉を掛けてもらって人生変わりました」的なことをよく言ってるじゃないですか。そういうのってこれなんだ! って思って。私、ほんとなんか、この言葉ヤバいな! って思って。ずっと見てたんですよ、1分くらい携帯を。それぐらいすごい心にきて。だから9人体制になったら形とかどうでもいいって言ったら、まあ変な話になってしまうんですけど、やっぱ最終的には「心で伝えること」が大事なんだなって思ったので、9人体制になったら、しっかりみなさんに心でいろいろ伝えられるようにしたいなって思いました。だから私はつんく♂さんに感謝してます! 今日のライブも、もう、最初に出てきた瞬間から鳥肌が立って、なんかもう武道館に立ってる感じ? ホント緊張したんですよ。だから、ほんとに……(メンバーから手を回してマキのサインが入る)いいじゃん最後ぐらい押したって! そんな気にしないよ誰も! ビシッとやってバシッと締めたほうがカッコいいんだよ。もうそう言われたら締めれなくなっちゃうから、ここで終わりにします! ありがとうございました(笑)。」── 竹内朱莉

「私は大好きなスマイレージに入って、大好きな地元の大阪から上京してきて、「自分の居場所ってあるのかな」と思って。街歩いてても、すごい冷たい風が吹いてる気持ちになったりとか、あったかい人たちが東京でもいたんですけれども、大阪のほうが温かく感じて。すごく孤独な気持ちになっていたりして、帰り道に涙しながら帰ったりもしてて。でもこうやってコンサートとかライブとかする時は、メンバーがいて、大好きなスタッフさんがいて、大好きなファンの皆さんがいて、それで自分の場所ってここにあるんだなって、そういうことを改めて感じることが出来て、で、今は楽しく歌って踊ってられるんだなって思って。そういう普通の些細なことってすごく幸せなことなんだなって。笑ってることって、今日、私、泣いちゃいましたけれども、笑ってることってすごい幸せなことなんだなって改めて思いましたし、これからアンジュルムとして9人で活動していくことが、私、今からすごい楽しみで。6人はもちろんいろんな思い出があったんですけど、そんな思い出は胸に、これから9人でもっともっとおっきくなっていけたらなと思いますので、これからもついてきてくれたら嬉しいです。」── 中西香菜

「もうすぐ6人でやるこのステージ、この公演が終わってしまうんだって思うと、すごい寂しいんですけど、私達スマイレージは2009年に結成されて、私はその2009年からずっといさせていただいているんですけど、やっぱ一番スマイレージになった中で大変だった時期っていうのは、メジャーデビューした時期もそうなんですけど、6人になってからがすごい大変だったなって思うし、やっぱりこう、6人になったのに、4人のことが忘れられない人もいたと思うし、それも花音とかが、ちゃんと4人のことを忘れきれていないから6人を受け入れられないって言われたこともあったし。あとねー、47都道府県を回っていくうちに、夏はすごいハードスケジュールだったんですけど、それを6人で乗り越えていくうちに、どんどんどんどんこの6人のスマイレージが大好きになったし、まさかこうやって、いきなりこの6人でのライブが急に今日終わる日がきてしまうとは思ってもいなかったから、もっと6人の時間を大切にしたかったなっていう後悔の気持ちもあるんですけど、やっぱこう、6人でつんく♂さんに「チケットが全然売れてない」とか「ライブハウスでしかライブができなくなってる」とかいろいろ怒られたり、あと「やる気ないメンバーがいる」って私の事?……言われて、自分でも思ってたけど、ファンの人とかにも「絶対、まろじゃね?」みたいな。言われたし、まぁ、自覚はあったんですけど。そっから、みんなに受け入れてもらえるように、もう一度頑張りなおさなきゃなって。スマイレージにいるからには、スマイレージの中で必要とされる存在になりたいなっていうのはずっと思っていたので、ファンのみなさんの、ツアーとかで回っていく温かい言葉を聞いたりとか、喋ってる時とか歌っている時に、声援をかけてくれるファンの方の顔を見ると、夢だったアイドルっていう職業を叶えられて本当に良かったなって思いますし、その夢だったアイドルって職業をこの6人で叶えられて、これからもアンジュルムとして9人で続けていけるっていうのは、本当に幸せなことだなって思うので。まぁ(ファンのみなさんへの)感謝の気持ちは持っているんですけど、ほどほどに塩対応で……(笑)感情を表に出すのは得意じゃないので、ちょっと塩になっちゃうんですけど、ちょっとずつみんなに“餌を与える”じゃないですけど、このまましょっぱいまんまだと、みんなガチで3期に流れそうな雰囲気なので、これからは甘い一面を……見せないけどね。これからも私は私らしく、9人になっても一番輝けるように頑張りたいと思います。今日は、そして今までも本当にありがとうございました。」── 福田花音

「今日は本当にありがとうございました。 OK?えっとですね、日本全国今回このツアーでまわって、あの、日本全国でほんとにスマイレージを待っててくださる方がいるんだなってすごく実感して。それもどこ行っても暖かく迎えてくれて。それがすっごく嬉しいなッて思ったんですよ。今日もなんか「スマイレージはいつもこうだ」って感じで、なんか忘れ去られることが多いんですけど、最後の最後でこうして、とっても幸せなコンサートで終われて、6人のね。コンサート締められて、とってもとっても嬉しいなって思うし。「スマイレージはいつもこうだ」じゃなかったなって。最後だけ。思いました。本当に楽しかったです。(ここでシングルリリースの告知)みなさん、ここから新しいパフォーマンスですかね。9人の。まぁ形だけじゃなく、心で。もう心で通じあってると思うんですけど、たくさん交流をもって、心で通じ合いましょう、みなさん。」── 和田彩花

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)