ポール・マッカートニー、日本のトリビュート・バンドを観て思ったこと
ポール・マッカートニーは2013年11月に来日した際、ビートルズのトリビュート・バンドThe Parottsとクイーンのトリビュート・バンドGueenをスペシャル・ゲストに招き、奥さんの誕生日パーティーを開いたが、彼らの演奏を観ながら感慨に浸っていたそうだ。
◆ポール・マッカートニー画像
ポールは『Billboard』誌のインタビューでこう話した。「あの場にいて、とても感動的な瞬間みたいなものがあった。アルコールのせいかもしれない」「“ああ…”って思ったよ。ブリティッシュ・ミュージックの力ってものがようやく身にしみて分かった。遠く離れた日本で、彼らはクイーンやビートルズの曲を完璧にプレイしていた。彼らは見事に再現してた。「I Am The Walrus」のオーケストラのパート全てが入っていた。彼らはそれほど上手く英語を話すわけじゃないかもしれないが、ビューティフルに歌っていた」
「僕らにそれだけの影響力があったってことを僕は知っているべきだ。歴史的事実なんだから。でも、いつも、この夜と同じようにそれを痛感しているわけじゃない。こみ上げてきたよ。“クイーンのトリビュート・バンドに泣くわけにはいかない”なんてこと思っていた」
ポールのオフィシャル・サイト(Paulmccartney.com)は、ポールは彼らの演奏を楽しんだだけでなく、招待客からのリクエストに応え、彼らと一緒に「I Saw Her Standing There」を歌ったと報告している。
体調不良のため2014年の来日公演を中止したポールだが、最近、英『Daily Mirror』紙のインタビューで2015年に「また日本へ行くつもりだ」と話している。
Ako Suzuki
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