【イベントレポート】真野恵里菜、忘年会配信で公開生説教(笑)

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真野恵里菜が、12月28日、<真野ちゃん、ソロ忘年会2014>と題した番組をアメスタプレミアムにて実施。2014年の真野ちゃんの足取りを、マネージャーのマネティとともに裏話を交えながら振り返った。

◆<真野ちゃん、ソロ忘年会2014>画像

2015年は年女ということで、ひつじの被り物姿でカメラの前に登場した真野ちゃん。彼女にとって2014年は、前年撮影していた『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の公開をはじめとして、数多くの作品に出演。女優として充実した1年だった。

ハロー!プロジェクトのカウントダウンライブからの2014年幕開けとなった真野ちゃん。のんびりできた2月を経て、3月の活動で大きなものは、ケンタッキー「Krushers」のCM撮影と、豊洲での『パトレイバー』デッキアップイベント。「イベントは寒かった……。」と言っている横で、マネティは、スタジオスタッフから差し入れられたシャンパンという名のジンジャエールをグイグイ飲んでいく(視聴者から画面越しに送られたシャンパンのプレゼントによって差し入れられる)。「あー全部飲んじゃ……!!」と、マネティに飲まれてしまうことを嫌がる真野ちゃん。ところが炭酸が苦手なマネティ、これを少し残してしまう。「飲まなかった。そこは全部飲んでくださいよ!」と、真野ちゃんからは厳しいダメ出しが入るのであった。

4月は、もちろん第1章が公開となったこともあり『THE NEXT GENERATION パトレイバー』三昧。2012年10月の舞台『悼む人』の最中に押井守監督と会っていろいろ話し、その後、実写版『パトレイバー』の役が決まったという真野ちゃん。原作が多くのファンを持っている作品だけに、のしかかってくるプレッシャーも相当なもので、公開初日が不安で仕方がなかったと振り返る。でも、だからこそ、4月5日の第1章公開初日の舞台挨拶に登壇した時に、詰めかけてくれた観客の顔を目にして、すごい嬉しかったという安心感からつい感極まってしまったそうだ。

ちなみに4月11日、彼女の23歳の誕生日は、テレビ朝日系ドラマ『ママが生きた証』の衣装合わせの日だったそうで、終わってからスタッフからお花とお菓子をプレゼントされたという。

「あー!これ楽しかった!」と、真野ちゃんが声を挙げたのは、特車二課で参加した、4月20日のQVCマリンフィールドで行なわれた始球式。楽しすぎてスタッフやマネティからストップがかかるくらい投球練習をしてしまったという真野ちゃんは「またやりたいなー。」と、コメント。そして「あ、舞美ちゃんと『UTB』の撮影したのも4月でしたね。……少しだけ雨降りました。」と、言わなくても誰もがわかる当日の天気も紹介した。

映画やドラマの撮影に入っていた5月。6月はハロー!プロジェクト卒業後初となるワンマンライブ<真野恵里菜コンサート2014「again~ライブハウスで燃え尽きよう!~」>を開催。今やモーニング娘。'14の新リーダーとなった譜久村聖もライブに駆けつけてくれたという話から「ふくちゃんにひとつ謝らないといけないことがあるの!」と、年内にご飯行きましょうと約束していたにも関わらず行けなかったことを謝罪。そして「ふくちゃん、だから年明けたら行こう。」と、あらためて誘うのであった。

7月は再び撮影期間。山口県で行なわれた写真集の撮影もこの時期で、「あんなに海ではしゃいだのは久しぶりだな。また行きたいな。海外とか。」と、マネティにそういう仕事を取ってきてほしいと真綿で首を絞めるかのように、じわりとプレッシャーをかけていく。すると「韓国行こう。」と、ハン・ヒョジュにハマっているマネティから提案が。真野ちゃんはその提案を遮るように、「寝る間を惜しんで韓国ドラマにハマって会議に遅刻したりしたらダメですからね!」と、マネティの失態を暴露していくのであった。

8月1日に真野ちゃんが出演した<アイドル甲子園>。「今だから言える話、していい?」と、マネティにマネージャー確認をとった真野ちゃんは、「じゃあ、ここに座って。」と、マネティを横に座らせる。そして、「年末なんで、腹を割ってお話しましょ。」と、一言。なんだか年末らしくない雰囲気に。うなだれるマネティと、真野ちゃんの発言。この瞬間、視聴者の誰もが「まさか……きたか。」と、思ったはずだ。

「(本番前に)リハーサルがあったんですけども、私は、リハーサルできる服装で、歌詞カードも持って行ったんですけど。楽屋についてリハーサルに行こうと思ったら、マネティが本番の音源を忘れまして。マネティは「今から会社に取りに行く」と言ったんですけど、お台場から我が社があるところまでは、車でも3、40分かかるわけですよ。リハーサルは30分後に始まるわけです。これはどうしたもんかと思い、私が、自分のかばんを見たところ、奇跡的に、歌詞カードの中に、私が家で練習する用のカラオケ音源が入ってたんですよ。なので、これでリハーサルをやって、本番までの時間で音源を持ってこれたんですけど。その時に(マネティが)言った言葉が、「あー、真野ちゃん持っててよかったぁ。」って。言ったんですよ。「そうね、うん……。」っていう。いやいや、その前にごめんなさいは? ……口半開きにして足ポリポリ掻かないでください!(笑)」

Wikipediaに、<Berryz工房の嗣永桃子によって、説教キャラにされてしまったが、本人は「私は説教なんかしたことない!」と断固として否定している>との記述がある真野恵里菜(しかも「私は説教なんかしたことない!」という発言のソースは、2012年6月にBARKSが掲載した<真野恵里菜コンサートツアー2012 ~DATE~>のレポート記事)による、まさかの生番組内での公開説教。さらに、真野ちゃんがロンドンに旅立った時にも餞別としてポンドではなくドルを渡したというマネティのエピソードも添えられて、番組視聴者はきっと、画面越しに大爆笑となったはずである。

9月は青山メインランドpresents キバコの会 第五回公演 『KAKOCHI-YA』のリハーサルおよび本番と、園子温監督のライブに出演。「や、すごいライブだったね。途中で園さんが疲れて袖にはけてきて、『お前、出てけ』って言われたけど、『いやいや、ここ出番じゃないし。』って。ハチャメチャなライブでした。でもすごい刺激をもらいました。」と振り返った。

10月は、ドラマ『素敵な選TAXI』『理系の人々』の撮影。そして<東京国際映画祭>への出席。「うーん、これはもう震えましたね。あの場に立てたことがすごい嬉しくて。こういう映画祭のステージに立つというのは、ハロー!プロジェクトを卒業してから、夢というか。そういう場所だったので。またこの場に立てるように頑張ろうって思いました。」

11月は、明治大学の学園祭にてトークショーを実施。「講義する感じでトークショーをやってたんですけど、楽しかったです。目覚まし時計が当たったマノフレの反応が初々しくて。使ってくれてるのかなー。使ってくれているといいな。」と、笑顔。そして11月26日、道重さゆみのモーニング娘。'14卒業公演にも言及していく。

「あんなに泣いた先輩の卒業公演ってなかったなって。自分の中でずっとモーニング娘。さん見てきて、寂しさもあったけど……(道重さんが足を痛める)アクシデントもあったじゃないですか。ふたりの曲になる前にセンターステージにいたふくちゃんが、一気にダッシュしたんですよ。「あ、これからはふくちゃんがみんなを引っ張っていくんだな」って感じて、もう号泣ですよ。「ふくちゃーん!」って。ふくちゃんが大人になったなって思ったし、感慨深かったですね。そして道重さゆみさんは、アイドルだなって。この間、見て思ったのは、私の思い描くアイドルにぴったりハマるのは、道重さんだなって。可愛いし、カッコいいし。強かった。凛々しかった。すごい凛としていて。」

目を潤ませながら、道重さゆみ卒業公演を振り返りつつ、モーニング娘。'15への期待を寄せるのだった。

12月は、撮影で東京を離れての生活続き。「久しぶりにじっくり映像芝居をしたなって。シビレました。」と、2015年も引き続き、女優業は順調なようだ。

そして「真野ちゃんの2014年を漢字で表すなら?」という質問に、真野ちゃんは『道』の字を挙げる。「ハロー!プロジェクトを卒業した時は、その先の道がまったく見えなかったんですよ。でももうすぐ2年経つんですけど、少しずつ、ハロー!プロジェクトを卒業してからの真野恵里菜、ハロー!プロジェクトの真野恵里菜ではなく、真野恵里菜としての道が、少しずつできてきたのかなって思ったな。」と、2014年を総括したのだった。
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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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