Helsinki Lambda Club、3月にお通しの次はビールを発表

ロックバンドHelsinki Lambda Club（ヘルシンキラムダクラブ）が、ファーストミニアルバム『olutta』を3月18日にリリースする。

◆Helsinki Lambda Club 画像

2014年12月に発売した枚数限定シングル「ヘルシンキラムダクラブのお通し」は、限定枚数だった555枚を遥かに上回る予約が殺到したため、急遽333枚を追加して対応するもなお予約が増え続けた結果、予定枚数を大きく超え世に出回った。そんな、かなり幸先の良いスタートを切ったHelsinki Lambda Club、ご存知だろうか。純粋な心情とほろ苦い空想、けだるい雰囲気を漂わせつつも、スカッと聴けるポップさが魅力のバンドである。

このシングルのリード曲「バンドワゴネスク」の歌詞に、「電波に乗って飛んで行け 僕はここにいる」と歌っていた甲斐があるのかないのか定かではないが、全国各局のラジオ番組ではパワープレイをはじめ、楽曲がたくさん紹介された。音楽ジャーナリスト鹿野 淳のラジオ番組でも「今週の掘り出しロックバンド」としてオンエアされている。

今回のアルバム名は、『olutta』。オルッタ、つまりフィンランド語でビールの意味。お通しの次はビールをということだろうか。そんな『olutta』に収録されるのは、ライブでも評判が高いキャッチーな楽曲「All My Loving」や「ユアンと踊れ」。さらに、「Lost in the Supermarket」もミュージックビデオを製作中にある推し曲で、今作唯一のスローテンポのバンドサウンド「NIGHT MARKET」、弾き語り楽曲なのにバンドサウンドに引けを取らず強く印象に残る「チョコレィト」など、実に聴きどころが満載の1枚となっている。