ヤマハ、ネイティブスピーカーの自然な発音で英語曲の制作が楽しめる初の英語版歌声ライブラリ「VOCALOID4 Library CYBER DIVA」リリース

ツイート
ヤマハは、ネイティブスピーカーの自然な発音で表現豊かな英語の歌声を作り出すことができるVOCALOID4ライブラリ「VOCALOID4 Library CYBER DIVA」を2月上旬より発売する。

◆「VOCALOID4 Library CYBER DIVA」~デモ~

より使いやすくより豊かな歌声を表現できるようになった最新版の「VOCALOID4」(2014年11月発表)のライブラリラインナップに新たに英語版歌声ライブラリ「VOCALOID4 Library CYBER DIVA」が追加された。

「CYBER DIVA」は、「VOCALOID4」用の女性歌声ライブラリで、ヤマハ製としては初となる英語の歌声ライブラリ。これまでヤマハでは、日本語の歌声ライブラリのみを発売してきたが、英語圏をはじめとした海外の人にもバーチャルシンガーによる新しい音楽をより楽しんでほしいと考え、「VOCALOID」の開発元であるヤマハからスタンダードな英語の歌声ライブラリを提供すべく開発されたものだ。

開発においては、米国出身のネイティブスピーカーを起用。約2年間もの期間をかけて、より自然な英語の発音を追求。さらに「VOCALOID4」から搭載された、声を激しく振るわせ唸るような効果が得られる「グロウル機能」との相性にも優れており、ロックやソウル、ブルースなどにおいても、より人間らしい豊かな感情を表現することが可能だ。これらのジャンルで活躍する少しざらついたかすれた声によるRough(ラフ)な声や、激し唸って耳をつんざくようなHarsh(ハーシュ)な声など、多様な歌声表現を追求することができるライブラリとなっている。製品ページでは現在5曲のデモ曲が視聴可能なので、まずはそちらで実力をチェックしてほしい。

既発売のVOCALOID4ライブラリ同様、「VOCALOID4 Editor for Cubase」と、「Cubase 7 シリーズ」または「Cubase 8 シリーズ」とあわせて使用すれば、Windows環境だけでなく、Mac環境でも使用可能だ。

なお、本製品は1月22日(木)~25日(日)(現地時間)に米国・アナハイムで開催の「The 2015 NAMM Show」で展示を行ったのち、2015年2月より国内市場にて販売を開始。また、米国市場においても今春の販売を予定している。


製品情報

◆VOCALOID4 Library CYBER DIVA
価格:オープン
発売日:2015年2月上旬


この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス