カニエ・ウェストの「ベックは(グラミーの)アルバム・オブ・ザ・イヤーをビヨンセに譲るべき」との発言が物議を醸しているが、当事者のベックは全く気にしていない。ベックもカニエと同じくビヨンセが受賞すると思っていたという。

◆ベック画像

以前、MTVアワーズでビヨンセではなくテイラー・スウィフトが年間最優秀アルバムに選ばれた際、ステージに乱入し抗議したカニエは、今回もベックの名が呼ばれると、立ち上がりステージへ向かおうとした。すぐに笑顔で席に戻ったため、その場では冗談だと思われたが、彼はその後、「グラミーは、もし本物のアーティストに戻ってきて欲しいのなら、俺らをからかうのはいい加減にして欲しいぜ。ベックは芸術性をよりリスペクトする必要があるし、ビヨンセにあの賞を譲るべきだ」などと発言していた。

これに対し、ベックは『US Weekly』にこう話したという。「彼が来るって、ワクワクしたよ。彼は誰よりもステージに立つのが相応しいからね。この5年で、彼は何枚素晴らしいアルバムを作ってきた?」

ビヨンセこそ本物のアーティストで彼女が受賞すべきだったと言われたことに対しても、ベックは「ホントだよ。僕は彼女が選ばれると思っていた。なんたって、ビヨンセだよ!」「みんなを喜ばせることはできない。彼(カニエ)のことはまだ大好きだ。彼は天才だよ。僕は彼がやってるようなことをやりたいと思っている」と答えた。

テイラーのときのように、受賞者のスピーチをメチャクチャにしなかっただけ大人になったカニエ。グラミーのバックステージでは、そのテイラーと談笑する姿も見られている。

Ako Suzuki