グラミー賞授賞式のレディー・ガガ、これがプロのメークテクニック

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2月8日(日)に行われた第57回グラミー賞授賞式にて、楽曲「Cheek To Cheek(チーク・トゥ・チーク)」で最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム部門を受賞したレディー・ガガとトニー・ベネットだが、パフォーマンス前のレッドカーペットに現れたレディー・ガガは、プラチナブロンドのヘアスタイルに大胆な胸元が目を引くゴージャスなシルバーのロングドレス姿だった。

◆レディー・ガガ画像

そのスタイルにさらに華を添えたのは艶やかに彩られたメークだったが、このメークを担当したメークアップアーティストのサラ・タンノが、この時のメイクテクニックを惜しげも無く明かしてくれた。

「レディー・ガガのためにオーダーメイドで作られた魅惑的なシルバーロングドレスにインスパイアされたわ。それに思いっきり魅力的でセクシーな姿でトニーの横に立ちたい、そう彼女が望んでいると思ったの。それには、このモダンでゴージャスなドレスに合う“スモーキーアイ”が間違いなく美しいメークになると確信しました」と、今回のメークのイメージの発端を語り、数あるメークアップのなかでもアイメークが大好きというサラ・タンノは、このときのチークやリップの塗り方や、さらにレディー・ガガの光り輝く肌を作る秘訣まで、手順から使用コスメも交えて事細かに語ってくれた。

●サラ・タンノによる資生堂ブランドを使用したレディー・ガガのメーク
(1)レディー・ガガのスモーキーアイメークを作るために、まずはシマリングクリームアイカラーSV810を、まぶた全体にのせる。
(2)アクセントとなるように、目頭部分にシマリングクリームアイカラーWT901を入れる。
(3)次に、シマリングクリームアイカラーBK912を目尻の際とまつ毛の隙間に埋め込み、深みをだす。
(4)ルミナイジングサテンアイカラートリオのGR412をシマリングクリームアイカラーと重ねるようにのせる。
(5)目の周りをしっかりと黒のスムージンズアイライナーペンシルで囲い、ブラシを使ってなじませる。
(6)パーフェクトマスカラディファイニングボリュームをまつ毛に重ねて塗布する。
(7)レディー・ガガの光り輝く肌を作るスキンケアには、ホワイトルーセントのパワーブライトニングマスク、バイオパフォーマンスのグロウリバイバルセラム、仕上げに、バイオパフォーマンスのアドバンストスーパーリストアリングクリームを使用。
(8)次に、ラディアントリフティングファンデーションを顔の中心部から顔の外側に向かってなじませる。
(9)目元を明るく見せるため、シアーアイゾーンコレクタンノ103番を使用。その上からトランスルーセントルースパウダーで軽くおさえ、仕上げる。
(10)チークには、ブロンザーの2番(*日本未導入)で輪郭を取り、マキアージュのブラッシュRD100で健康的でソフトなピーチの輝きを足す。
(11)リップには、スムージングリップペンシルのBE701で輪郭をとり、マキアージュのドラマティックメルティングルージュBE322を唇全体に塗って、ナチュラルなピーチトーンに仕上げた。

授賞式でのパフォーマンス時のメークももちろんサラ・タンノが担当している。レッドカーペットの時とはまた違う妖艶なブラックドレス姿で登場したレディー・ガガは、圧巻の歌唱力を披露し、メーク、衣装、歌、その全てが心躍るパフォーマンス終了後には、会場中を魅了したレディー・ガガとトニー・ベネットに割れんばかりの歓声と惜しみない拍手が贈られた。


今回、ファンデーションからルージュにわたるまで使われたコスメは、2015年1月からレディー・ガガが広告キャラクターとして起用されている資生堂の「マキアージュ」などが使用されている。2015年の新年広告として、レディー・ガガのセルフィー写真50種を全国紙、ブロック紙、県紙などの新聞50紙各1種ずつを掲載している。今後もレディー・ガガを起用したコミュニケーションを展開する予定だという。

◆サラ・タンノ・オフィシャルサイト
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