【ライブレポート】アプガ、仙石の生誕公演開催を発表。新井「（タイトルに）アプガって入ってないじゃん！」

アップアップガールズ（仮）の定期公演が2月15日に東京・AKIBAカルチャーズ劇場にて開催され、ステージ上で今春から行われる47都道府県ツアーのツアータイトルと仙石みなみの誕生日ライブの開催が発表された。

◆アップアップガールズ（仮）定期公演84回～レッドバレンタイン～ 写真


この日のアプガは3回の定期公演をそれぞれ「ホワイトバレンタイン」「レッドバレンタイン」「ブルーバレンタイン」というテーマ別に分け、ライブを開催。仙石みなみの誕生日ライブ開催が初告知された2回目の公演では「レッドバレンタイン」というテーマのもと、3月17日発売の『サードアルバム（仮）』に収録される「キラキラミライ」や「(仮)は返すぜ☆be your soul」「全力!Pump Up!!」など、燃え上がるようなアップテンポな攻め曲ばかりのセットリストで計10曲を披露した。


ライブ後の告知では、メンバーから全国47都道府県ツアーのタイトルが＜RUN！アプガ RUN！ ダッシュ＞に決定したことが発表された。このタイトルは2013年に行われた全国対バンツアー＜対バン行脚（仮）＞を収録したドキュメントフォトブック『RUN! アプガ RUN!（仮）』にちなんだもの。佐藤綾乃はこのタイトルについて「私たちは全国47都道府県ツアーをやっている最中か、終えたときに日本武道館に立つのが目標なので、そこに向かってガーンとダッシュする意味でこのタイトルになりました」と語った。

＜対バン行脚（仮）＞もさることながら、その後もフェス出演や富士山登頂、自衛隊での教練体験など様々な形で走り続けてきたアプガ。関根梓は「ダッシュの瞬間（ツアー中の意味）は、もっともっと摩訶不思議な、破天荒な、みんなが考えられないことをやっていきたいです」と小悪魔的なフレーズを残しつつ前向きな意気込みを続ける。佐保明梨はさらに「（ツアーは）ほとんどが初めて行く場所だし、久しぶりに行くところもあるし、そこで、“私たちのライブはこれだ！”っていうのをどんどん見せていきたい」と語ったあと、「アプガは今アツいライブが武器にあるけど、もっともっと“アプガはこれだ！”ってものをたくさん身につけて、心も体も大きくなった状態で武道館に立ちたいと思ってます。みなさん応援よろしくお願いします！」と挨拶。ファンからの応援の歓声を浴びた。


また、ツアータイトル告知後には仙石みなみからのサプライズとして『仙石みなみ誕生日スペシャル～武士女道～』の開催決定が初告知された。仙石はサプライズ前のフリからして「4月ラストにすごく大事な日があるよね？？」と嬉しそうな様子だったが、発表を聞いたメンバーは「そんなの聞いてない」「（昨年の単独生誕公演に続き）また、みーこひとり？」と鈍い反応。さらに新井愛瞳から「（タイトルに）アップアップガールズ（仮）って入ってないじゃん！」と痛烈なツッコミが入り、メンバーが次々に「バイバーイ」とステージを去っていく。最終的には動揺する仙石と森咲樹だけが残ってしまい、森が「私は、みーこの味方だから！」と宣言するもステージは微妙な空気に。


前の仙石生誕公演では結局アップアップガールズ（仮）がゲスト出演という形で丸くおさまったこともあり、なんとか他メンバーを呼び戻そうとする2人。森が幼稚園の先生のような口調で「さぁ、会場のみんなでメンバーを呼ぶよ～。こなつ、あやの、あかり、あずさ、まぁな」と会場のファンとともに繰り返し、辛抱強くメンバーコールを続けた結果、他メンバーも渋々ステージに戻ってきたが
「戻ってきたのは、みーこのためじゃなく、（ファンの）みなさんの声があったから」（佐藤綾乃）
「それに、誰も当日手伝いにいくって行ってないよ」（関根梓）
と辛口な態度を崩さない他メンバー。
「去年も、そう言いつつも、みんな揃ってくれたんです。みんなの愛のパワーで、引き寄せられる～～」という仙石とともに、森が強引に「ということで、これからも７人で力合わせてがんばっていきます！」と締めくくりライブは終了した。

ライブを終えて楽屋に戻ってきたメンバー。だが、なんといきなり仙石がガチ泣き。めったなことでは涙を見せない仙石の大号泣である。今回のステージでの波乱は仙石にとってかなり堪えたようだ。

果たして4月30日の仙石の生誕公演は無事成功するのか。前後には約1年かけての全国47都道府県ツアー＜RUN！アプガ RUN！ダッシュ＞も行われるだけに気になるところだ。なお、仙石の生誕公演に関しては15日よりオフィシャルブログでの先行受付も開始されている。






◆T-Palette Records
◆アップアップガールズ（仮）　オフィシャルサイト