【イベントレポート】植田真梨恵、アメリカ村三角公園前で1,000人が共鳴

植田真梨恵が2月25日、メジャー1stフルアルバム『はなしはそれからだ』リリースイベントを自身の活動拠点である大阪心斎橋アメリカ村三角公園前RIBIAビジョンで開催した。

◆植田真梨恵 画像

会場となる心斎橋アメリカ村三角公園界隈は平日にも関わらず、開催時間18時の少し前から若者が集結し、三角公園内は多くの人だかりとなっていた。まだ寒さの残る夕暮れ、ここだけが熱を帯びて植田真梨恵の登場を待ちわびている。過去に数多くのアーティストが伝説のライブを繰り広げた大阪の聖地で、彼女がどんなパフォーマンスをみせてくれるのか。18時きっかりにRIBIAビジョンが植田真梨恵のLIVE開催を告げるとその画面がみるみる開き、演奏がスタートした。

この日のステージはアコースティックセットではなく、バンドを引き連れてのライブだ。1曲目はメジャーデビューシングル「彼に守ってほしい10のこと」。耳なじみのある楽曲だからか、偶然通りがかったであろう人達も次々と足を止めて、ステージ上の植田真梨恵を見つめている。

「アメリカ村におられる皆さん！　植田真梨恵と言います！　楽しんでください！　私が大切にしている曲をやります！」

というMC後に披露されたのは、インディーズ時代のラストシングル「心と体」だった。既にオーディエンスはヒートアップ。ときに目を見開いてオーディエンスを威嚇するかのように、ときに優しく包み込むように、変幻自在のパフォーマンスで三角公園を圧倒していく。そして、2ndシングル「ザクロの実」ではピアノ主体のサウンドで高音域の心地よいボーカルを聴かせた。

「毎日、いろんなことがある生活の中で、皆さんの毎日を音楽が救ってくれると私は思います。私の音楽もそんな存在になれば嬉しいです」

という植田真梨恵のMCに続いて、アルバムからのリード曲「FRIDAY」を最後に披露。植田真梨恵がかき鳴らすギターリフにバンドサウンドが重なり、ますます疾走感を高めていくロックチューンが壮快だ。この頃には会場となったアメリカ村三角公園が一体感で包まれ、まるでライブハウスにいるような錯覚に。

時間にして約20分。ライブが終了したころには約1,000にもの人だかりがあっという間に心斎橋アメリカ村三角公園を埋め尽くし、リリース記念イベントが大盛況のうちに幕を閉じた。同リリース記念イベントは2月27日に福岡、2月28日に埼玉および東京、3月1日に愛知でも開催される。

なお、アルバム『はなしはそれからだ』に封入告知されている“植田真梨恵バックアップパーティー「箱庭」”の設立がオフィシャルサイト上でも発表となった。これは無料で登録できるオフィシャルファンクラブであり、会員サイト限定のスペシャルコンテンツや最新のメルマガ情報、ライブチケットなど内容も充実している。






◆植田真梨恵 オフィシャルサイト
◆植田真梨恵 オフィシャルYouTubeチャンネル