スウェーデン出身のギタリスト/プロデューサー/ソングライターであるアレクサンダー・クロンブリンクよるメロディック・ロック/AORバンド、ソニック・ステイションのセカンド・アルバム『ネクスト・ストップ』が完成した。

◆ソニック・ステイション画像


『ネクスト・ストップ』は、繊細な感覚を漂わせていたデビュー作よりもバラエティ感が増し、力強くメリハリある質感が強調されたようだ。哀愁漂うメロディックで、透明感溢れる豊潤なテイストが胸を打つソニック・ステイションだが、以前は4名のシンガーを起用していたところを、今作では男女2名の体制へと固定し、女性シンガーのマリカが3曲、新任の男性シンガー、ヨハンが8曲でリード・ヴォーカルを担当しており、ハイレベルな楽曲と男女2人のシンガーが織り成すメロディで、光彩を放つ作品となった。

アレクサンダー・クロンブリンクは、父の影響で幼い頃からギターをレッスンしていく中、リー・リトナー、スティーリー・ダン、ケニー・ロギンス、スティーヴ・ルカサー、マイケル・ランドウ、ダン・ハフに影響を受けたアーティストだ。そして友達から教えられたAIRPLAYの唯一のアルバム『Airplay』にキャリアを大きく左右するほどの影響を受けたという。


「ロックとジャズを追及していた僕は、デイヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンが残した唯一のアルバム『Airplay』に大きな影響を受けた。そこには完璧とも言える音が凝縮されていると思ったさ。素晴らしいメロディと考え抜かれたハーモニーのコンビネイションには衝撃すら覚えたよ。ジェイ・グレイドンのギター・ワークも何も言うことがないくらい素晴らしい。このアルバムの存在がSONIC STATIONを始めた最大の理由さ(笑)」──アレクサンダー

音楽の道を目指したアレクサンダーはストックホルムの音楽学校へ入学する。そこで出会ったシンガー&ピアニストのマリカ・ウィルステッドと音楽活動を共にするようになり、2000年にソニック・ステイションをスタートさせる。同時にアレクサンダーは様々なアーティストとの仕事も行い、現ダーティ・ループスのドラマー、アーロン・メルガードとベースのヘンリック・リンダーとのバンド、MOONLIGHT SAILORSでも活動を行っていた。そしてFrontiers Recordsからリリースされたデビュー・アルバム『ソニック・ステイション』(2012)では、アーロンとヘンリックも参加し、爽やかなAORサウンドで注目を集めた。

デビュー・アルバム発表後、すぐに次のアルバムの準備へと入ったアレクサンダーは、曲作りを行い、正式なバンドを整え、リハーサルを繰り返していく。そしてマリカの薦めによりもう一人のシンガー、ヨハン・ボディングが参加して制作したセカンド・アルバム『ネクスト・ストップ』が2014年に完成となった。


「TOTOやAIRPLAYはもちろんだけど、CHICAGOやDEF LEPPARD、ホイットニー・ヒューストンなどからの影響も入っていると思う。そしてヨハンの加入により、さらにパワフルなチューンとアップビートなフィーリングを醸し出すことができたと思うよ。このアルバムは、1980年代AOR全盛期のスタイルを持った、洗練された音楽に仕上がっていると思う。その軸となったのが、良いメロディを備えた楽曲とフレッシュなサウンド。これを作り上げることができて、今はとてもハッピーな気分さ。この春には、スウェーデンで多くのライヴをやる計画もある。いつか日本でもプレイする日が来ることを楽しみにしているから、その時までぜひこの自信作『Next Stop』を聴いて欲しいよ」──アレクサンダー

パーフェクトなアレンジとプロダクションによる、キャッチーで色彩豊かなメロディがフィーチュアされた『ネクスト・ストップ』は、TOTO、AIRPLAY、DIRTY LOOPS、STATE COWS、WORK OF ARTのファンには是非とも聴いてみて欲しいアルバムだ。


ソニック・ステイション 『ネクスト・ストップ』

2015年3月25日発売
BKMA-1033 2,389円+税
1.Amelia
2.Catch Me If You Can
3.Brighter After Dark
4.Fool For Your Love
5.Stopped Beating
6.Where Are You Now?
7.Half Of My Heart
8.Broken Man
9.Love Clash
10.Last Goodbye
11.Hide And Seek
12.Love Clash(New Mix)*
13.Broken Man(New Mix)*
14.Catch Me If You Can(Live)*
15.Love Clash(Demo)*
*日本盤ボーナス・トラック
Produced by Alexander Kronbrink
・Alexander Kronbrink(g)
・Marika Willstedt(vo)on tracks 3,6 & 11
・Johan Boding(vo)on tracks 1,2,4,5,7,8,9 & 10
・Jonathan Fritzén(keys)
・Erik Metall(b)
・Thorleif Robertsson(ds)