【ライブレポート】ラブアンドロイド、成長を見せる近未来のアイドル像

3月7日、ラブアンドロイドのファーストワンマンライブ＜Hello！ doctor＞が新宿ReNYにて開催された。センターのももこの製造祭も兼ねたこのライブには約350人ものファンが詰めかけ大いに盛り上がった。この日は重大発表としてTSUBASA RECORDSからの2nd SINGLEリリース決定も発表となった。

◆アンドロイド画像


ラブアンドロイドはsena.、藤堂ラナ、らんちゃそ、のの、ももこ、そして研究生のさやからなる6人組のアイドルユニットだ。ラブアンドロイドは、ファンのドクター達が未熟なアンドロイドであるメンバーを一人前のアイドルに育てていくという、近未来型アイドルをコンセプトに都内を中心にライブ活動を展開しているユニットだ。


楽曲のクオリティの高さには定評があり、ファーストシングル&ミニアルバムでは、すかんちのROLLY、カラスは真っ白のシミズコウヘイ、ORANGE RANGEのdelofamiliaとのコラボが実現されている。さらにDOMMUNEにて配信しているJGO 22（MC吉田豪 x 杉作J太郎）にライブゲストとして出演し、ミュージックリテラシーの高いDOMMUNEリスナーから絶賛されたばかりだ。

この日、神々しいパイプオルガンが鳴り、ROLLY（すかんち）扮するミスターえっくちゅの語り声が会場に轟いた。ドクターの「ラブチャージ」のかけ声が、ラブアンドロイドたちに命を宿し、彼女達の心臓音が新宿ReNYを震わせる。



今回の見所のひとつに近未来／アンドロイドをテーマにした会場演出がある。立体的なレーザー光線が四方に飛び交い、バックスクリーンは曲のリズムに合わせて予想外な動きをする刺激的なVJ演出の数々。さらにドクター達を驚かせたのは、事前に募集していた写真素材だ。スクリーンに投影されるだけに留まらず、写真素材が人型になり、テレパシー、モアモアタイムをメンバーと一緒に踊りだしたのだ。最新鋭のVFX技術を駆使し、藤堂ラナのダンスをVFXキャプチャーし、その動きに合わせ写真素材が動くようプログラミングされ、ラブアンドロイドのコンセプトである近未来感が見事に描かれていた。



この日披露された新曲は、「ドキドキパンデミック」「WORLD END」「0％になるの」「教えてドクター」「DISTANCE」の5曲で、コラボではDJ西村ひよこを軸にDJオゲレツ（さや）、のの＆KOTO、オタクガールズ（藤堂ラナ×らんちゃそ×青葉ひなり（FES☆TIVE）×桃原ひよ（FES☆TIVE））、loveandrop（三嵜みさと（drop）、滝口ひかり（drop）、大場はるか（drop）＆ももこ、sena.）と大変豪華なものとなった。アイドルオタクに扮したオタクガールズではアイドルオタク役の入り込みっぷりに会場の笑いを誘っていた。



この日は重大発表として、TSUBASA RECORDSからの2nd SINGLEリリースの決定とともに、新メンバーるいもお披露目となった。るいの型番は“妹型”で、愛くるしい笑顔を振りまきながらの元気いっぱいな自己紹介に、ドクターは暖かく声援を返していた。


ライブ演出やメンバーがつくる一体感はドクター達の心に響き、多くの来場者から「今年一番のライブ」という好評価を得ていたようだ。ライブ終盤には「家族より友達よりメンバーと一緒にいる。ラブアンドロイドが大好きです」という涙ながらのももこの言葉が会場の感動を誘っていた。


2nd SINGLE「0％になるの」は5月1日（金）TSUBASA RECORDSより発売となる。






ラブアンドロイド「0%になるの。」
5月1日（金）発売
￥1,000（税込）
形態：5Type（A、B、C、D、E）

◆ラブアンドロイド・オフィシャルサイト
◆ラブアンドロイド・オフィシャルブログ