ポール・スタンレー、4歳の少女をお見舞い

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キッスのポール・スタンレーが、外耳道閉鎖症で生まれ再建手術を受けた4歳の少女を見舞った。ポール・スタンレー自身も生まれたときレベル3の小耳症をともなっており、1980年代に再建手術を行っている。彼は少女の手術の翌日、病院を訪ねたという。

◆ポール・スタンレー画像

カナダに住むアラベラちゃんは両耳とも欠損し耳の穴が完全にふさがっていた。お見舞いに訪れたスタンレーは「これは何か素晴らしいことの始まりだ」と両親に言葉をかけた。

彼は耳が欠損していることで「からかわれずとも、ジロジロ見られる」と、この再建手術によってアラベラちゃんの心の負担はだいぶ軽くなるだろうと話した。医師によると、外見だけでなく聴力も良くなる可能性があるという。

スタンレーは小耳症により右耳が聴こえなかったことについて2014年春に出版した自伝『Face The Music: A Life Exposed』の中で詳しく語っているが、The Pulse Of Radioのインタビューで、なぜ長い間隠していたのか問われた際、こう答えていた。「辛すぎたからだよ。なにかを告白したり、なにかに向き合うことができるようになるのは、その準備ができたときだけだ。子供のときの経験は気力を奪う破壊的なものだった。俺にとって最良の対処法はそれを隠す、無視することだった。少なくてもうわべだけはね。だが、他人に見えないからって、それが存在しないわけじゃない」

Ako Suzuki
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