ナイトメアが、3月25日にニューアルバム『CARPE DIEM』(カルペディエム)をリリース。2015年、結成15周年イヤーを彩る今作では、バラード、変拍子、ヘドバン煽りナンバーやオシャレなダンスチューンが刺激的に展開。そしてそこには、結成当時から変わらないバンド独自のダークな美学が光る。

◆NIGHTMARE 画像

そんな『CARPE DIEM』について、メンバーを代表してYOMI(Vo)とRUKA(Dr)にインタビューを敢行……するつもりが、特別企画として用意していた、“15周年”にまつわる“15個” の質問に答えてもらう「15 Q&A」のみのインタビューとなりました(汗)。赤裸々トークでお届けします。

◆早い段階でメジャーデビューできた

――今回BARKSでは、アルバム『CARPE DIEM』のインタビューに加え、ナイトメア結成“15周年”にまつわる“15個”の質問を用意してみたんですけど。

YOMI:おっ! 面白そう!

RUKA:今日取材日でさ、アルバムについてずっと話をしてきたから、ちょっと気分転換。そっちを早くやろうよ!

――わかりました(笑)。まずは、ナイトメア結成15周年イヤーを漢字一文字で表すと?

RUKA:「無」。いつもの1年と変わらないから。

YOMI:俺は、15周年イヤーというよりは、15年を総括して……「やみ」。

――“やみ”……ちなみに、“やみ”は漢字で書けますか?(笑)

YOMI:あれ? 門構えに音?

――おっ、正解!

YOMI:ほらっ!あってるでしょ?

――じゃあ、「闇」の理由は?

YOMI:教えないっ!(笑)

――教えてくれないんですか?……これはどうしたらいいでしょう。

RUKA:ビンタしていいよ(笑)。

YOMI:15年間も自分のパートを追求していけばいくほど闇になっていきます……。

――では次。15年バンドが続いた秘訣を教えてください。

RUKA:正直に言ったら、“メジャーデビュー”じゃないかな。俺らずっとどこにも所属せず、自分たちの力でやっていたら15年は続けられませんよ。5人メンバーチェンジもなく続けられるなんて、あり得ないと思う。それぞれの家庭の事情とかで抜ける人が絶対出てくると思うから。俺らがそうならなかったのは、早い段階でメジャーデビューできたから。これは結構大きいと思う。

YOMI:それにプラスして、地元がみんな一緒だったことも15年間続いた理由のひとつじゃないですかね。俺らは早い段階から仙台バンドとして定着していたから、そこで誰か抜けたからって、例えば東京のヤツを入れるわけにもいかないし。

RUKA:そうしたらまた、仙台から新しいバカを連れてくるっていう手もあるけどね(笑)。まだまだいるよ、野生のバカが(笑)。しかも、この人(YOMI)の周りにいるのは超天然のバカだから。

YOMI:すごいんだよ(笑)。俺も負けるくらい。

◆若いときにX JAPANがいたのはよかった

――見てみたい気もします(笑)。では、15年前に描いていた夢を教えてください。

RUKA:バンドを始めた頃は浮世離れした生活を夢に描いていたな。俺たちの世代はX JAPANだから、X JAPANのような綺羅びやかさを感じさせる生活をしたいと思っていた。俺はそれを信じてバンドを始めたからね。若いときにX JAPANがいたのは本当によかった。昔から漠然と「働きたくねぇ」と思っていて、好きな音楽をやりながら生活できたらいいな、というのが夢だった。でも、それはすなわち“音楽で働いてる”ことにつながっているんだけど(笑)。

YOMI(Vo)

YOMI:俺は東京ドームでライブをやることかな。やっぱり、憧れのX JAPAN、LUNA SEAがやっていたから、俺も売れたらすぐにドームのステージに立つもんだと信じて疑わなかった。

RUKA:へぇ~、そうなんだ。俺にとってドームは、どんなに頑張っても立てないだろうなという場所だったけど。

YOMI:そっか。でもバンドを続けていくと、そこに立つことはとても難しいことだとわかってきて。……まぁ、これがさっきの「闇」につながっていくんだけどね(笑)。

――では次。15年の間に叶った夢を教えてください。

RUKA:俺が定職につけたこと。俺が定職に就くというのが家族全員の夢でしたから(笑)。

YOMI:バンドっていろんなスタイルがあると思うんですよ。ボーカルだけが目立って他のメンバーはキャラが薄いっていうバンドもありますけど、俺はボーカルだけじゃなく、メンバーみんなそれぞれキャラが濃くて強いバンドを組みたかったんですね。そう考えると、今のナイトメアは当時俺が描いていたバンドの理想像にちゃんとなれてるから、そこは夢が叶ったと言えるかな。

◆売れないことを“時代”のせいにしてた

――5つ目の質問。アルバム収録曲「Quints」の “夢見たこの場所はずっと夢見たあの場所か?”という歌詞にちなんで。今の自分は夢見たあの場所に立てていますか?

RUKA:バンドを始めたときは、自分は絶対に大丈夫だ、バンドで成功する、という根拠のない自信があったんですね。でも、その自信にはやっぱり根拠がないわけで……。けれども、当時ゴミみたいな生活から今の生活ができているのは夢のようだとも思えるし。この場所にいられることが当然と思っている気持ちと全然違うと思っている気持ち、どちらもあるから言い切れないです。

YOMI:俺は夢見た場所に立てているとは、言えないかな。さっきRUKAさんが言ったみたいに、俺もデビューしたらCDもミリオンで売れて、綺羅びやかな生活ができるものだと思ってたから。だけど、実際はそんなに簡単ではなくて。

RUKA:俺は以前、CDが売れていた時代を羨ましく思っていて、今自分たちが売れないことを“時代”のせいにしてたんです。“時代が悪い”ってふてくされてた(笑)。でも、じゃあ、今の俺らがその時代にCDを出しても同じぐらい爆発的なセールスが期待できるのかっていったら、どうなんだろう?って思いますからね。俺は今のCDが売れない時代にX JAPANやLUNA SEAがデビューしたとしても成功したと思うんです。成功する人はどんな時代でも成功する。……そう思わないと俺らは前を向けないな。

――ナイトメアはちょうどCDが売れてる時代から売れなくなる時代の狭間でデビューしましたからね。

RUKA :そうですね。面白いですけどね、その両方を経験しているということは。そこは俺らがバンド続ける上での“武器”になりますから。という考えを最近するようになりました。

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