福山雅治、オールナイトニッポン全783回に幕「またお会いできる日までバイバイク」

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あしかけ23年にわたってパーソナリティを務めてきた福山雅治のオールナイトニッポン“魂のラジオ”が、全783回の放送をもって幕をおろした。

◆福山雅治画像

1988年のデビューから間もない1992年1月、木曜深夜3時の通称“2部枠”で『福山雅治のオールナイトニッポン』がスタートして以来、曜日や時間帯を移しながらも、23年にわたってニッポン放送『オールナイトニッポン』のレギュラーパーソナリティとして、福山雅治はパーソナリティを務めてきた。そして2015年3月28日、2000年3月にスタートし15周年を迎える『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”』(毎週土曜日午後11時30分~深夜1時)がついにその最終回を迎えた。


午後9時すぎに有楽町のニッポン放送に到着した福山雅治は、車から降りて集まった3000人のリスナーの声援に応え手を振り、深々と一礼した。ニッポン放送に入る直前には取材陣の呼びかけに「本当にありがたいですね。楽しい時間が過ごせたらと思います。まだ最終回という実感はわきませんが、放送が終わって、来週になったら感じるのかもしれませんね。」と放送前の心境を語りスタジオへ向かった。


“魂のラジオ”の最終回となる783回目の番組のオープニングの第一声は「いやぁ、危なかったねぇ。トイレ行ってたからさぁ。キレが悪い(笑)一応今日は、3月28日だから、手を清めて神聖な気持ちでと思って、しっかり洗っていたらギリギリになりました(笑)」と普段と変わらぬとんでもないトークで番組スタート。有楽町のニッポン放送の前に集まったリスナーにスタジオから呼びかけるなど明るい雰囲気で番組は進行していった。

名物コーナーとなった福山雅治に歌って欲しい名曲と、その名曲にまつわるエピソードを紹介し福山雅治がスタジオで弾き語りをする「魂のリクエスト」の最終回は、スペシャルとして「何度でも花が咲くように私を生きよう」と「Good night」の2曲が披露された。この『魂のリクエスト』のコーナーは、今回初のCD化が決定、4月8日(水)に発売となる。

最後は、深夜ラジオへの思いを語り、23年の深夜ラジオパーソナリティ・福山雅治に幕を下ろした。

「僕自身がラジオをどういうイメージで続けてきたかと言うと、僕が長崎で小学生6年生、中学生でラジオを聴き始めた頃、深夜、街も、家族も寝静まり、テレビも終わって自分だけが眠れずに起きている中、唯一“繋がり”を感じる事ができたのが深夜ラジオでした。だから、僕はあの頃の自分に対して語りかけるつもりで23年間、深夜ラジオを続けてきました。このラジオを聴き続けてくれた人の中から、いつか自分もラジオパーソナリティになるって思ってくれる人がいてくれて、長い間やっていて本当に良かったなって思いました。リスナーのみなさんありがとうございました。またお会いできる日までバイバイク」──福山雅治


▲福山雅治/1992年2月10日


▲福山雅治/2011年 東日本大震災復興支援 ミュージックソン


▲福山雅治“魂ラジ”スタジオ写真/2014年9月撮


▲福山雅治“魂ラジ”スタジオ写真/2014年9月撮

深夜1時の生放送終了から30分後、ニッポン放送の正面玄関から出てきた福山雅治は、最後まで待っていたリスナーに向けて、自ら拡声器を手に持ち「本当にありがとうございました…。また、いつか戻ってくる事ができるように、戻って来て欲しいと言ってもらえるように、これからも奢ることなくやっていきたいと思います。気を付けて帰ってね!」と、思いやりの声をかけた。



4月4日(土)午後11時30分からは、大倉忠義(関ジャニ∞)と高橋優がパーソナリティを務める新番組『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』がスタートとなる。
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