モーターヘッドのレミー「後悔は無意味」

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モーターヘッドのレミーは、後悔などすることはなく、もし明日死んだとしても文句は言えないそうだ。

◆レミー画像

アメリカのラジオ番組『Full Metal Jackie』のインタビューで、2013年体調を崩したことで死の必然性を意識したかと問われた彼は、こう答えた。「死は避けられない。そうだろ? 君も俺の年になれば、もっと意識するようになる。俺はそのことに関しては心配してない。準備はできている。そのときは、自分が最も得意とすることをしながら逝きたいよ。もし明日死んでも、俺は文句は言えない。いい人生だった」

レミーは後悔することに意味はないと考えているそうだ。「俺は後悔なんてものはしない。後悔に意味はない。後悔するには遅すぎる。もうやっちまったんだろ? 自分の思う通りにしたんだ。変えられたらなんて願うのは意味がない」

「違うふうにできたかもしれないと思うことは2つ3つある。でも、大したことじゃない。なんにしたって、それほど大きな違いはなかっただろう。俺はいまの結果にかなり満足しているんだ。俺は世界中の多くの人たちにたくさんの楽しみをもたらしたって考えたい。俺は自分に正直だし、隠しごとはしない」

また、体調を崩したことで、生活を見直すようになったレミーだが、そこはレミー。こんな感じだそうだ。「2年くらい、禁煙していた。でも、また吸うようになった。でも、1週間で1箱だ。前は1日2箱だった。それに、コカ・コーラを飲むのをやめた。2年飲んでない。だって、あれは邪悪だからな。1缶にスプーン10杯分の砂糖が入ってる。俺は糖尿病だろ。いまはウォッカ・オレンジを飲んでいる。はるかにマシだ」

モーターヘッドは4月終わりから南米ツアーをスタート。夏にはヨーロッパ各地のフェスティヴァルに出演。そして秋には、2014年に続き“世界一うるさいボート”ことMotorboatを出航させる。キャメロン・ウェブがプロデュースするニュー・アルバムもリリース予定だ。

モーターヘッドは今年(2015年)、バンド結成40周年を迎える。

Ako Suzuki
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