『いくぞ! 日本武道館!!』と決意新たに。SOLIDEMOがデビュー1周年ライブ

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現在、渡辺麻友(AKB48)&稲森いずみ主演のドラマ『戦う! 書店ガール』にて新曲「Girlfriend」が挿入歌として起用されているSOLIDEMOが、4月18日、デビュー1周年を記念したライブを恵比寿ザ・ガーデンホールにて開催した。開演前には、報道陣を集めての会見も行なわれた。

◆SOLIDEMO 1周年記念ライブ 記者会見 画像

デビューからの1年を振り返って、佐々木和也は「ファンのみなさんが僕たちのことを支えてくださったから、いろんなイベントや、昨年は日本レコード大賞新人賞などをいただけました。周りの方々への感謝でいっぱいです。」と、感謝の気持ちを述べる。また、グループとして1年間での変化を訊ねられると、リーダーのシュネルは「グループ的には話し合う時間が増えたというか。すごくみんなといる時間、コミュニケーションが増えたなって。」と、グループ間の絆がさらに強いものになったと語る。

しかしこのシュネルにとって何より大きな変化だったのは、渡部俊英からのステージネーム変更だろう。姓名判断の結果、故郷・会津で幕末の頃に軍事顧問をしていたシュネル兄弟から採られたという「シュネル」の名前。改名後の変化を訊かれると、「すごく個人の仕事が増えてきまして! 本当に変えてよかったなって。」と、その効果はあった模様。そして個人の活動を通してSOLIDEMOが広まっていけばと意気込む。ちなみに改名してしばらくは、やはりメンバーは違和感を覚えていたそうで、手島章斗と佐々木和也は、それぞれ「番組とかでひとりだけ『シュネルさん』って言われてて、最初はめっちゃ笑ってました。」「イベントとかさせてもらうと、初めて僕たちを見てくださる方は、この顔なんで、シュネルって名前を聞くと、『この方は外国の方なんだ』って認識になっちゃう(笑)。英語喋れないのに、洋風な顔してシュネルっていう。でも、そのギャップがいいんじゃないかなって。」と語った。

「メンバー8人なので、毎月8の付く日はファミレスとか居酒屋でメンバーミーティングしてますね。」と、最近は仕事だけでなくプライベートでもメンバーの誰かと一緒にいることが多いというSOLIDEMO。その言葉で浮かぶのは、180cm以上のイケメン集団が並んで街中を闊歩するというある意味で実に“異様な”光景。8人の中でも最も背が高い(189.89cm)木全寛幸は、「二度見は結構されます。二度見された後に、足元を見られるんですよ。ヒール履いてるのかって。」と、周りの人たちからの反応を紹介して笑いに変えた。

シュネルから藤岡弘、とシルベスター・スタローンのものまねも飛び出した会見。最後に2年目以降の目標を訊かれると、「まだまだ無名なので、ひとりでも多くの方に僕たちの名前と歌を知っていただく。これがまずの目標ですね。そしてファンのみなさんと僕たち、共有できる目標を作りたいと思いまして、『武道館でファンのみなさんと一緒にライブ』。これを目標にしようと。恵比寿ザ・ガーデンホールでのライブは、結成当初からの僕たちの目標だったんです。今日、ここでライブができるということで、次のスローガンとなりました。」と、『いくぞ! 日本武道館!!』と書かれた横断幕の意味とともに決意を新たにしていた(ちなみに、『いくぞ!』は書道2段の手島が、『日本武道館!!』は書道7段の佐脇がしたためた)。

「ファンのみなさんと気持ちをひとつにして、これから2年目も頑張っていこうという、絆を深めるライブにできたら。」と開演前に語っていた1周年記念ライブは、SOLIDEMOの出世作となった「Heroine」(『ファースト・クラス』テーマソング)や、「Rafflesia」(『ファーストクラス』オープニングソング)など12曲を披露。さらに夜公演限定のダブルアンコールでは、まさかの客席側からサプライズ登場し、そして感謝の気持ちを込めて新曲「Girlfriend」をライブ初披露。客席を埋めた750人はオレンジの光とともに大盛り上がりとなった(最後は、このライブをもって担当を外れるマネージャーの“QP”への「QPさん、おつかれー!」および「QP」コールで終了)。

text and photo by ystuji a.k.a.編集部(つ)

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