デヴィッド・ボウイ「『LULU』はルー・リードの最高傑作」

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ルー・リードの奥さんローリー・アンダーソンが、デヴィッド・ボウイから、リードがメタリカと制作したアルバム『LULU』(2011年)は彼の最高傑作だと称賛されたことを明かした。
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◆『LULU』画像

br>週末(4月18日)開かれたロックの殿堂入りのセレモニーで、リードの代わりにステージに立ったアンダーソンはスピーチの中でこう話した。「ルーの最後のプロジェクトの1つがメタリカとのアルバムでした。これは本当にチャレンジでした。私には辛い思いもあります。多くの葛藤、それに輝きがあります。ルーが亡くなった後、デヴィッド・ボウイがこう言ってくれたのです。“いいかい、これはルーの最も素晴らしい作品だ。最高傑作だ。待っててごらん。『Berlin』みたいになるから。理解されるのには時間がかかる”と。歌詞を読むと、とても激しく、これは恐れや怒り、悪意、恐怖、復讐、愛を理解していた人物によって書かれたものです」

アンダーソンは、リードは「痛みを理解し、そして美しさを理解していた」と続けた。「彼は、しばしこの2つが絡み合うことを知っていました。そして、それが彼に活力を与えていたのです」

ルー・リードの殿堂入りでは、パティ・スミスがプレゼンターを務め、ベック、ヤー・ヤー・ヤーズのメンバーらが彼の音楽をパフォーマンスした。


Ako Suzuki
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