週刊文春、週刊現代、週刊ポスト、週刊プレイボーイ、週刊SPA！がサザンとコラボ雑誌

日本を代表するメジャー週刊誌5誌とサザンオールスターズのニューアルバム『葡萄』がコラボしてひとつの雑誌を制作した。

「スペシャルマガジン 総力特集 サザンオールスターズ『葡萄』」と題されたこのフリーペーパーは、4月24日より全国のローソン店頭にて配布。増刷なしの完全限定15万部となる（地域によって配布開始日が多少異なります）。

本企画に参加したのは、週刊文春、週刊現代、週刊ポスト、週刊プレイボーイ、週刊SPA!の5誌。それぞれの編集部が、サザンのニューアルバム『葡萄』に収録されている曲目をそれぞれ1曲ずつピックアップ。その曲を聴いて各誌が企画を立てて記事化している。ひとつの週刊誌が、それぞれ独自の表紙も含め全4ページの記事をこの企画のために作り上げ、ひとつの雑誌としてコンパイルされるとあって、読み応えは十分。それぞれの編集部が、サザンの新曲をネタに独自の個性と取材力でしのぎを削っている。

さらに、巻頭には音楽評論家の渋谷陽一による「ピースとハイライト」についての特別寄稿も掲載され、それぞれの編集部による編集後記、さらに巻末にはクロスワードパズルまで掲載されるこだわりだ。

「大衆音楽の粋、ここに極まれり！」という宣伝キャッチコピーだったアルバム『葡萄』。一方、現代社会をさまざまなテーマでリアルタイムで切り取って世の中に提示をしているのが週刊誌。もし週刊誌が『葡萄』を題材にして記事を作ったら、作品の世界観をより豊かに提示できるのでは？ という発想から、この企画は始まったという。