【ライブレポート】ポール・マッカートニー「サイコー! チョースバラシイ!」
4月21日の京セラドーム大阪公演からスタートしたポール・マッカートニーの東京公演がスタートした。
◆ポール・マッカートニー画像
東京ドーム3デイズの初日は、待ちに待った5万人のファンが会場に詰めかけ、チケットはもちろんソールドアウト。19時に濃紺のジャケットで登場したポールは、右手の拳を力強く振り上げ観客の声援に応えた。ステージは大阪公演と同じくザ・ビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」で開幕、最初のMCでは「コンバンワ、トーキョー! ヤクソクシタネ、トーキョー! カエッテキタヨ!」とファンに挨拶した。
セットリストは大阪公演と同じで、冒頭からエネルギッシュなロック・チューンを連発した。「今晩はここでパーティーだよ!」や日本語での「サイコー! チョースバラシイ!」というMCの通り、ポール自身もステージを存分に楽しんでいるのが伝わってくる。また、中盤には「ヒア・トゥデイ」と「サムシング」をジョン・レノンとジョージ・ハリスンにそれぞれ捧げると紹介した上で披露し、ドーム全体が大きな感動に包まれた。ビートルズ・ナンバー23曲、ウイングス・ナンバー6曲、そして最新アルバム『NEW』から3曲、さらに最新曲「ホープ・フォー・ザ・フューチャー」と、ロック史を代表する名曲37曲が次々と披露された夢のようなステージが繰り広げられた。
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