【ライブレポート】オリビア・ニュートン・ジョン「ロックンロールのやり方でいかない?」

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2010年以来となるジャパン・ツアーを展開中のオリビア・ニュートン・ジョン。すでに大阪、名古屋での公演を盛況のうちに終え、4月27日、渋谷Bunkamuraオーチャードホールにて東京公演の初日を迎えた。

◆オリビア・ニュートン・ジョン画像

開演予定の午後7時を5分ほど過ぎた頃に場内は暗転。「愛の告白」をモチーフにしたイントロダクションに乗って登場したオリビアがまず披露したのは、1975年の大ヒット曲「そよ風の誘惑」。まさにこの曲が聴きたくて会場を訪れたファンも少なくないことだろう。超満員のオーディエンスは大きな拍手と歓声で喜びを露わにし、ステージ上のオリビアも客席に手を振りながら笑顔でそれに応えていた。

そこから先は、退屈とは完全に無縁の約100分間だった。デビュー45周年を数える長いキャリアのなかで生まれたヒット曲の数々が網羅されているのみならず、たとえば前半には『ザナドゥ』、そして終盤には『グリース』という、彼女の代表的主演映画のサウンドトラックからの選曲によるパートも設けられていた。
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