【ライブレポート】逢瀬アキラ、アルバムリリースを発表

中盤から終盤にかけて、迫力あるハードな楽曲とファンシーなポップな楽曲を繰り出しながら、バンドが奏でるグルーヴがオーディエンスの熱気をも包み込んでいく。ライブ空間に身を委ねる逢瀬アキラの真骨頂だ。あっという間に時は過ぎ、次が最後の曲というところでファンに向かって、アキラはシングル「Dancing 13th Baby」を書くきっかけとなった父親との仲を話しはじめた。この曲は13歳の時の自分への応援曲とのことで、話が父親への感謝に及んだところで、まさかの父親登場に「どうした、オヤジ！」とサプライズに驚きを隠せない様子だった。父親から花束を渡され会場からはあたたかい拍手が沸き起こる。

「そんな家族にこんな素晴らしい景色を見せてくれたみんな、本当にありがとう！」とファンに感謝の言葉を述べ、自分を支えてくれた人たちに少しでもお返しができたらという言葉とともに、最後の曲「冷たい夜に」が披露された。響き渡る歌声に観客も一心に聴き入り、これまでの彼女の生き様に共感するようにステージに引きこまれていった。





◆逢瀬アキラ・オフィシャルサイト
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