自分だけのMIDIコントローラーが作れるlittleBitsの「Synth Kit」をパワーアップするモジュール3種が登場
▲上段左よりMIDI、CV、下段はUSB I/O、そして、これら3種をマウンティングボード、ケーブルとともにセットにしたSYNTH PRO。CVモジュールは2つ付属する。
コルグは、、KID(KORG Import Division)取り扱いのlittleBitsより、「Synth Kit」の拡張に最適なMIDI、CV、USB I/Oモジュールを、コルグオンラインショップで販売開始した。
littleBitsの「Synth Kit」は、KORGとのコラボにより生まれた、自分だけのアナログ・シンセサイザーを作ることができるキット。この「Synth Kit」とと組み合わせて使うのに最適な、3種類のモジュールが新たに登場した。電子楽器の標準規格に対応し、さまざまな電子楽器やコンピュータと接続できるMIDIモジュール、アナログ・シンセと接続してより複雑なシンセを組み立てられるCVモジュール、そしてコンピュータと接続して音を直接やり取りできるUSB I/Oモジュール。さらに、これらをまとめて、固定用のマウンティング・ボードも同梱した「SYNTH PRO」パッケージもラインナップする(近日発売予定)。各モジュールの概要は以下のとおり。
●MIDI
価格:オープン(コルグオンラインショップ価格 5,500円)
MIDIモジュールでは、MIDI機器やコンピュータのソフトウェアからSynth Kitをコントロール可能。MIDIメッセージの送受信や、littleBitsでのオリジナルMIDIコントローラーづくり、そしてDAWからSynthモジュールをコントロールすることができる。MIDIモジュール本体のほか、MIDIアダプター・ケーブル+マイクロUSBケーブルが付属。
●CONTROL VOLTAGE (CV)
価格:オープン(コルグオンラインショップ価格 4,800円)
「Synth Kit」をモジュラー・シンセやアナログ・シンセに組み込めるのが、このCVモジュール。アナログ・シンセで「Synth Kit」のオシレーターやフィルターをコントロールしたり、littleBitsのモジュールでアナログ・シンセをコントロールしたり、コルグ「volca」シリーズとlittleBitsを同期させることができる。
●USB I/O
価格:オープン(コルグオンラインショップ価格 4,800円)
PCと組み合わせて使いたいなら、このUSB I/Oモジュール。littleBitsで出したサウンドをデジタルでコンピュータのDAWソフトにダイレクトにレコーデイングしたり、コンピュータからの音をlittleBitsモジュールに入れてフィルターやディレイでリミックスすることができる。USB I/Oモジュール本体のほか、マイクロUSBケーブルが付属。
●SYNTH PRO
価格:オープン(コルグオンラインショップ価格 未定)
CV モジュール×2、MIDIモジュール、USB I/Oモジュール、マウンティング・ボード、ケーブルをセットにしたパッケージ。Synth Kitをよりパワフルに強化できる。
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