【ライブレポート】cali≠gari、第8期初のツアー開幕。「このツアーで、桜井青は休む気がない!」

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cali≠gariが昨日5月8日(金)に赤坂BLITZにて、<cali≠gari TOUR2015「セックスと噓とライヴハウス」>の初日公演を行なった。今回、そのオフィシャルライブレポートをお届けする。なお公演当日、ツアーの追加公演として品川ステラボールでの公演が行われることもメンバーの口から発表された。

撮影:小松陽祐

◆cali≠gari ライブ画像

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cali≠gariが、第8期初の全国ツアー「セックスと噓とライヴハウス」の初日である赤坂BLITZ公演を行った。3月14日に東京キネマ倶楽部公演をファンクラブ限定で行ったが、第8期始動後のツアーとしては初となる。3年振りにリリースしたアルバム『12』は、4人のドラマーがプレイしているが、果たしてライヴではどう表現されるのかが注目されていた。

80S’なSEから暗転し、メンバーが登場。アルバム『12』にも収録されている高速ビートナンバー「脳核テロル」でスタートし、続く「JAP ザ リバー」「マネキン」で会場を一気にヒートアップさせた。

研次郎が、「ブリッツー! カリガリだぜー! 今日からツアー始まったぜー!」と会場を煽るMCを挟み、新旧織り交ぜたアッパーな曲が続く。打ち込み曲の「バンバンバン」は生演奏され、アルバムとは違ったスピード感のある魅力的なアレンジを聴かせた。

またしても研次郎のMCで「桜井青、昨日一睡もしてないぜ! 石井秀仁も寝てないぜー!」とファンの笑いを誘いながら、「颯爽たる未来圏」へと繋いだ。この日にツアー会場優先販売することを予告していた「春の日 桜闇盤」から、立て続けに「ウォーキング!ランニング!ジャンピング!フライング!」「ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!」を披露。ここまでの10曲全て、cali≠gariの楽曲の中で特に盛り上がりを見せるナンバーである。





ステージの上にソファーがないことに対して言及した、「このツアーで、桜井青は休む気がない!」という本日3回目のMCも、研次郎によるものであった。「ポラロイド遊戯」「フィラメント」で会場のテンションを少し落ち着かせた後、ライヴはいよいよ終盤へ。畳み掛けるように「ゼリー」「紅麗死異愛羅武勇」「マッキーナ」を演奏し、本編ラストの楽曲は「セックスと噓」。それまで激しく鳴り響いたライヴの最後に、さらにダンスチューンを持ってくるあたりがcali≠gariらしい光景であった。

盛大なアンコールに迎えられ、聴かせる楽曲「春の日」「さよならだけが人生さ」を披露した。そしてメンバーは再度ステージを降りたが、ダブルアンコールに応え、再びステージに姿を現した。爆裂ナンバー「わるいやつら」「クソバカゴミゲロ」を連発し、この夜はエンディングを迎えた。すると去り際に桜井青から、「『セックスと嘘とライブハウス』ツアー、(今日から)始まりで……最後は7月5日品川ステラボールです」と、いきなり追加公演の発表が。ファンのどよめきと歓声で、ライブは幕を閉じた。

このツアーは今後、大阪、福岡、岡山、仙台、高崎、名古屋、札幌を回り、追加公演の品川ステラボールまで続く。

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cali≠gari TOUR2015<セックスと噓とライヴハウス>SET LIST
5月8日(土)@赤坂BLITZ
1.脳核テロル
2.JAP ザ リバー
3.マネキン
4.淫美まるでカオスな
5.バンバンバン
6.-踏-
7.娑婆乱打
8.颯爽たる未来圏
9.ウォーキング!ランニング!ジャンピング!フライング!
10.ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!
11.ポラロイド遊戯
12.フィラメント
13.ゼリー
14.紅麗死異愛羅武勇
15.マッキーナ
16.セックスと噓
~アンコール~
17.春の日
18.さよならだけが人生さ
~アンコール2~
19.わるいやつら
20.クソバカゴミゲロ
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