【ライブレポート】GRANRODEO主催フェスでOLDCODEX、FLOW、MUCC、BREAKERZ、宮野真守らが10周年祝い

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GRANRODEOの結成10周年を記念したイベント<GRANRODEO 10th ANNIVERSARY FES ROUND GR 2015>が6月5日と6日の2日間にわたって東京体育館で開催された。GRANRODEOのアニバーサリーイヤーを祝うために駆けつけたのはFo’xTails、OLDCODEX、FLOW、MUCC、BREAKERZ、宮野真守ら。GRANRODEOと縁のある出演者たち、オーディエンスが一丸となり、フェスを熱く盛り上げた。今回は5日の公演レポートを中心にお届けする。

◆<GRANRODEO 10th ANNIVERSARY FES ROUND GR 2015>6月5日公演 画像

まず5日(両日出演)のオープニングアクトを飾ったのは、TVアニメ『黒子のバスケ』第3期ED主題歌「GLITTER DAYS」でメジャーデビューを果たした5人組ロックバンド、Fo’xTails。全3曲の演奏ながら、勢いのある熱いアクトで未来への可能性を感じさせてくれた。


そして17時30分に場内が暗転し、両脇に設置されたスクリーンにアーティスト名が表示されると怒濤の大歓声がわき起こった。トップバッターは全国ツアーの真っ最中のOLDCODEXだ。Ta_2(Vo)とYORKE.(Painter)が姿を表し、幕開けの曲はいきなり、『黒子のバスケ』のテーマ曲に起用されたヒットチューン「WALK」で大盛り上がり。骨太な音が会場を揺らし、「Landscape」ではマイクを両手で握りしめるTa_2が熱唱。YORKE.はマイクをふりまわして煽り、キャンバスに向かって絵筆を走らせる。

「初めまして。OLDCODEXと申します。今回はこのようなおめでたい機会に、俺たちみたいなバンドを呼んでいただき、ありがとうございます」とTa_2が彼流の言い回しで感謝の言葉を述べ、YORKE.も「Ta_2が言った通り、こんな大きな会場に招いていただいてソワソワして緊張してました。残り短い時間ですが、GRANRODEOの10周年をお祝いしたいと思います」と挨拶。セットリストは最新ミニアルバム『pledge』収録曲が中心で、ロック濃度をますます高めたヘヴィでエッジのある最新型OLDCODEXのナンバーが次々に投下され、約30分のステージを全力で駆け抜けた。興奮さめやらない中、ステージには再度YORKE.が登場。ハンドクラップが起こる中、代表曲のひとつ「カタルリズム」をバックにひとりライブペイントを披露する。キャンバスを塗り替え、“ROUND GR”の文字が浮き彫りになると観客席からは大歓声が響きわたった。


続いて躍動感のあるエネルギッシュなステージで楽しませたのはFLOWだ。彼らもまた初のワールドツアーの真っ最中にも関わらず、GRANRODEOの10周年を祝うために参戦。TVアニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』のOPテーマで「Sign」から始まり、キャッチーなメロディのヒット曲で場内を沸かせた。


「僕たちがFLOWです! GRANRODEO兄さん、10周年おめでとうございます! ご承知の通り、2人にはお世話になりっぱなしで去年はシングル曲まで一緒にやらせてもらいました。我々もみなさんと気持ちは一緒ですから。俺たちからのテンションと愛を2人に届けようよ!」とKEIGOが煽り、中盤でいったん場内が暗くなってスクリーンには“あの7人が帰ってくる スペシャルアクト FLOW×GRANRODEO”の文字が! FLOWが出演するということは……と密かに期待していたファンもいたと思うが、そのワクワクを裏切らず、TVアニメ『七つの大罪』のテーマとしてもおなじみのFLOW×GRANRODEOコラボシングル曲「7 -seven-」と「New World」ではKISHOWとe-ZUKAが乱入(?)。「ワールドツアー中に来てくれたことに感謝」とKISHOWが言うと、彼らに合わせて赤と黒の衣装であらわれたe-ZUKAは「今日はFLOWにチケットノルマとして1万枚渡してますから」とジョークを飛ばし、華やかでパワフルな共演が実現。東京体育館が盛り上がりに盛り上がったのは言うまでもない。

FLOWは自身のワールドツアーファイナル公演を8月15日に日比谷野外大音楽堂で行なうことを告知し、スロープの両先にKOHSHIとKEIGOが分かれて歌った「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」ではイントロで“待ってました”とばかりの歓声が。ヒット曲「GO!!!」で爽快感のあるライブを締めくくった。
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