ザ・ビートルズ、レコーディング・セッションがミュージカルに

ポスト

アビー・ロード・スタジオでのザ・ビートルズのレコーディング・セッションを描いた新しいミュージカル『The Sessions At Abbey Road』が、2016年春ロンドンで上演される。

◆『The Sessions At Abbey Road』画像

アビー・ロード・スタジオ/スタジオ2のレプリカをセットに、ザ・ビートルズの曲やアルバムがどうやって作られていったか、そのセッションの模様を再現するという。

『Revolver』や『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』『Abbey Road』などを手がけたスタジオ・エンジニア、ジェフ・エメリックがクリエイティヴ・コンサルタントを務める。実際の様子を目にしてきた彼は、「できる限り忠実に再現したい」と話している。

プロデューサーのStig Edgrenは「これは、音楽の歴史がどうやって作られたか、敬意を持ち、誠実かつ忠実に再現したミュージカル・ドキュメンタリーだ」と表した。また、メンバーに似た俳優を起用するのではなく、音楽を重視するという。「ソックリさんショウにはしたくない。ザ・ビートルズ(のメンバー)に似せようとしてるんじゃない。彼らの音楽に似せたいんだ。彼らのレコーディング・セッションを見せるというのがアイディアだ」と話している。サウンドやアレンジだけでなく、楽器にもこだわるという。

ブリティッシュ・ミュージックをフィーチャーしたロンドン・オリンピック閉会式のクリエイティヴ・ダイレクターを務めたキム・ギャヴィンが監督する。

『The Session At Abbey Road』は2016年4月1日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで初上演される。その後の日程は間もなく発表される予定。

Ako Suzuki

◆LINE MUSIC「ザ・ビートルズ」プレイリスト
この記事をポスト

この記事の関連情報