【舞台裏レポ】<SATANIC CARNIVAL>、DIYを実現した会場の熱さ
PIZZA OF DEATH主催<SATANIC CARNIVAL>が2015年6月20日(土)、幕張メッセ国際展示場9-11ホールにて開催。その舞台裏をレポートしたい。
◆<SATANIC CARNIVAL> 画像
<SATANIC CARNIVAL>はイベンターを介すことなく、PIZZA OF DEATH自らが、会場手配をはじめとする企画運営や制作宣伝のすべてを行なっている。インディペンデントな音楽レーベルがDIYで作り上げる巨大フェスは、新たなシーンを起こす熱量に溢れていて、それは会場の設営方法からも感じられるのだ。
SATAN STAGEとEVIL STAGEの間となるスペースには、インフォメーションブースや飲食ブース、アパレルメーカーのブースが充実しているほか、東北復興支援ブースや写真展示ブース、スケートランプまで設置されて、ストリートカルチャーと密接したこのカーニバルならではのオリジナリティの高いホスピタリティとなっている。
また、飲食スペース付近にはドラム缶や建材が配置され、それらをファン自らがイスやテーブルとして機能させるなど、過剰なサービスを必要としない空間づくりが主催者と参加者の遊び心を象徴するようで実に居心地がいい。
もちろん楽屋裏も同様だ。ミュージシャンたちが楽屋にこもることなど、ほぼ皆無。ケータリングスペースや、ステージ真裏、喫煙所など、そこかしこにバンド間の交流をみることができる。RADIOTSのYOSHIYAはそれらについて「シンプルだからいいんだよ」と語ってくれた。<SATANIC CARNIVAL>には前述したように過保護なスペースはない。しかし、出演者もファンも渾然一体となって楽しむ心意気がある。
■<SATANIC CARNIVAL'15>
presented by PIZZA OF DEATH RECORDS
【SATAN STAGE】
OVER ARM THROW / ROTTENGRAFFTY / KEMURI / coldrain / MONGOL800 / Fear, and Loathing in Las Vegas / Ken Yokoyama / 10-FEET / FACT
【EVIL STAGE】
SHIMA(オープニングアクト) / Crystal Lake / BACK LIFT / BUZZ THE BEARS / WANIMA / HAWAIIAN6 / RADIOTS / G-FREAK FACTORY / locofrank / 怒髪天 / The BONEZ / 04 Limited Sazabys / GOOD4NOTHING / SHANK
チケット:\8,500
◆BARKS内<SATANIC CARNIVAL>特集
◆<SATANIC CARNIVAL> オフィシャルサイト
◆PIZZA OF DEATH オフィシャルサイト
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