元警察官のクリス・ハート、刑事ドラマ主題歌を歌う

クリス・ハートの新曲「あなたへ」が、ドラマ主題歌に決定した。彼がドラマ主題歌を歌うのは、キャリア初のこと。

主題歌を担当するドラマは、7月16日よりスタートするテレビ朝日系列 木曜ミステリー 『最強のふたり～京都府警 特別捜査班～』（毎週木曜 午後8：00～午後8：54）。テレビ朝日の木曜ミステリー枠の大ヒットシリーズ『京都迷宮案内』、『京都地検の女』で、それぞれ長年に渡って主演を張ってきた橋爪功と名取裕子の二人が、初のW主演を務める。

シンガーになる夢を叶えるまで様々な職業を経験してきたクリスは、2006年から2008年までアメリカ サンフランシスコで警察官として働いていたことがあり、また、実父も警察官だったということから、今回、刑事が主演のドラマ主題歌を担当するのはまさに運命といえる。これについてクリスは、下記のようにコメントを寄せている。

「父も僕も警察官として、自分の命は皆が幸せになるためにあるものだと思って生きてきた。その気持ちはシンガーとなった今も、仕事は違えども一緒。むしろ年を重ね様々な経験をしていくうちにその気持ちはどんどん強くなっています。そんな中で今回警察官を題材にしたドラマ主題歌に僕の楽曲を起用して頂いたのは本当に光栄なこと。この主題歌「あなたへ」は家族愛を唄ったバラード。ベテラン俳優の方々の爽快な演技とのコラボレーションで、観ている方々の心に深く沁みわたり、少しでも優しい気持ちになってもらえると、僕が警察官時代に願っていた皆の幸せにつながるはずだと信じています。」──クリス・ハート

また、主演の橋爪功と名取裕子、ドラマプロデューサーの川島氏は、主題歌「あなたへ」について、絶賛の声を残している。

「ハートのある、いい声でした。歌詞には、未来へのメッセージが込められていて、とてもいい歌です」──橋爪功

「クリス・ハートさんのやさしい歌声が、私たちのドラマを包んで下さることになり、嬉しく思います。この歌のメッセージが皆さんに届くよう、私たちも心をこめて演じていきます」──名取裕子

「 前々から、クリス・ハートさんの歌を聴いては、「なんてあたたかくて優しくて、それでいて説得力のある歌声なんだろう」と思っていました。「あなたへ」は、その歌声に、心地よいメロディと愛に溢れた歌詞もあいまって、「心に沁み込む」という意味では“最強の曲”だと思います。“最強のふたり”が導き出した真実が、時にほろ苦いものであっても、時に悲しいものであっても、「傍にいてくれるだけでやさしくなる僕がいるよ」という歌詞の通り、ラストに見ている方の心を優しく包み込んでくれると確信しています」──川島誠史プロデューサー

なお、新曲「あなたへ」は8月26日にシングルとして発売される予定となっている。

「アメリカから一人で日本に来た時、沢山の日本の方に優しくしてもらい、とても力になりました。その感謝の気持ちをこの曲を初めて聴いた時思い出し、側にいて支えてくれる人に感謝の気持ちを伝えたいと思い、そういう歌にしたいと思いました。今回ドラマ主題歌に選んで頂き、この曲がドラマの中の一部として 貢献でき、一人でも多くの人に届けられるような気持ちで歌いました」──クリス・ハート