ジェイムス・テイラー、キャリア初の全米No.1

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ジェイムス・テイラーが今週、17枚目のスタジオ・アルバム『Before This World』で、45年以上におよぶキャリアで初の全米1位(アルバム)を獲得した。

◆ジェイムス・テイラー画像

ビルボード・チャート史上、デビューからNo.1アルバムが誕生するまで最も長くかかったのは、トニー・ベネットで54年。テイラーの46年半は、ブラック・サバスの43年を超え、2番目に長い記録となった。

テイラーのこれまでの最高位は、3rdアルバム『Mud Slide Slim And The Blue Horizon』(1971年)の2位だった。シングル・チャートでは、同作に収録される「You’ve Got A Friend」で1位を獲得している。

今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、2位は先週と変わらず、テイラー・スウィフトの『1989』がキープ。アダム・ランバートの3rdアルバム『The Original High』が3位にチャート・インした。

このほか、ヒラリー・ダフの『Breathe In. Breathe Out.』(5位)、ファンのフロントマン、ネイト・ルイスのソロ・デビュー作『Grand Romantic』(7位)が新たにトップ10入りしている。

シングル・チャート(Billboard Hot 100)は、ウィズ・カリファの「See You Again」が依然強し、10週目(非連続)の1位に輝いた。

2,3位も先週と変わらず、テイラー・スウィフトの「Bad Blood」、フェティ・ワップの「Trap Queen」がキープ。アルバム・チャートと違い、今週動きが小さかったシングル・チャートでは新たにトップ10入りしたものはなかった。

Ako Suzuki
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