ゆずが描く、2025年の渋谷とは?

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日本生命CM曲として6月18日からオンエアされている「かける」のミュージック・ビデオが公開された。

◆「かける」ミュージック・ビデオ映像


ビデオで展開されるストーリーの舞台は、2025年の渋谷だという。オリンピックを機に街の看板や標識から文字が消え、数字と記号だけで表される、すべてがデータ化され管理された社会になっている。文字が必要でなくなった人々は同じ格好をし、無表情のまま日々を過ごす。

そんななか、文字が書かれている本やDVDを密かに隠し持ち、仲間と共有しているrunner(逃亡者)と呼ばれる人々がいた。物語の中で主要人物・少女Aを演じるのは、映画『トイレのピエタ』や『愛を積むひと』をはじめ、テレビドラマやCMにも多数出演している若手女優の杉咲花だ。混沌とした世界の中で、希望を胸に抱き、強く前を向く少女を好演している。そんな世界観の中で、ゆずは渋谷の真ん中で、物語を後押しするように力強く歌い上げる。

“近未来の東京”を表現するにあたって、ロケ場所探しは難航したものの、最終的には渋谷円山町にある建物の屋上で撮影が行われたという。街全体とゆずを壮大に映し出すドローンによる映像とCGによって、2025年の街並みが描かれている。


「かける」は、繰り返される心地良いバイオリンフレーズに、24歳の新進気鋭ギタリスト・LILILIMITのTaiyo Dokiによるギターサウンドが2人のアコースティックギター&ボーカルと融合、そこにtofubeatsが“beats & rhythm conductor”として参加し、アコースティック&デジタル・ネイティブサウンドが作られている。

◆ゆずオフィシャルサイト
◆ニッセイみらいファクトリーサイト
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