cali≠gari、＜セックスと嘘とステラボール＞でアルバム『12』を再現。

cali≠gariが、3年振りにリリースしたアルバム『12』をひっさげた全国ツアーの追加公演＜セックスと噓とステラボール＞を7月5日に品川ステラボールにて開催した。

◆cali≠gari 画像

今宵の会場「品川ステラボール」は、cali≠gariにとって初の会場となる。サポートには、中西祐二（ドラム）、秦野猛（キーボード）、yukarie（SAX）という鉄壁の布陣で臨んだ。

場内が暗転しSEが流れて歓声が一段と増すなか、メンバーがステージに登場。「わるいやつら」でライヴはスタートした。間髪入れずにプレイされた「脳核テロル」で、高速ビートにファンのボルテージも一気に上がる。続いて「颯爽たる未来圏」が演奏されると、きっと一部のファンは気付き始めただろうが、アルバム『12』の曲順通りにライブは進行しているのだ。（9曲目の「バンバンバン」の後に、アルバム『12』を1曲目から再現するという初の試みを行っていることがMCで明かされた。）

「さよならだけが人生さ」で、メンバーは一度ステージを降りた。ステージ上には、それまでとガラッと変わってアコースティックセットが組まれ、「春の日」「わずらい」をしっとりと演奏。「春の日」は、これまでのツアーではアンコールで通常のバンドバージョンにて演奏してきた曲目だが、今夜は別アレンジが披露された。「オーバーナイトハイキング」で暗闇に灯るライトが幻想的な雰囲気を醸し出すと、終盤に向けて怒涛のセットリストが進んでいく。最後は「クソバカゴミゲロ」で会場全体が一体となり、コールアンドレスポンスが繰り返し行われた。

アンコールは、本ツアーでは初披露の「ブルーフィルム」でスタート。バンドにとって代表曲の1つだけに、ファンは歓声で応えた。そしてアンコール最後に、ツアータイトルにもなっている「セックスと噓」を再びプレイし、ライブは幕を閉じた。

なお、次回ライヴが8月21日（金）に新宿BLAZEにて行われることも発表された。FC会員先行は、7月6日0時から受付がスタートしている。