【イベントレポート】ドリカム大好きアーティスト、一堂に結集大熱狂

DREAMS COME TRUEのベストアルバム『DREAMS COME TRUE THE BEST！ 私のドリカム』の発売を記念した一夜限りの大型野外イベント＜私のドリカム THE LIVE in 万博公園＞が、7月19日、大阪博記念公園で開催された。出演はDREAMS COME TRUEを筆頭にE-girls、HY、Little Glee Monster、May J.、三浦大知が出演、会場には3万5千人ものオーディエンスが集まり、盛大なお祭りが繰り広げられた。

◆＜私のドリカム THE LIVE in 万博公園＞画像

トップバッターは2015年で結成15周年を迎えたHYだ。「“私のドリカム”“HYのドリカム”はこの曲です」と、ドリカムのカバー曲「決戦は金曜日」でライブはスタートを切った。沖縄在住の彼ららしく三線を盛り込みながら温かみのある歌声で会場を引き寄せる。その後は夏にぴったりの「my friend」や名曲「AM11：00」などで、一番手のステージを大いに沸かした。


続いて登場したMay J.は、鉄板「Let It Go」などで、その美声を余すことなく聴かせていく。カバー曲に選んだ「何度でも」では「この曲を聴くともう一度頑張れる、特別な曲」と思いを語り、一音一音を大切に歌い上げていく。その後も新曲「Sparkle-輝きを信じて-」をいち早く披露するなど、全7曲を丁寧に歌い上げた。


ステージ中盤には、女子中高生ボーカルユニットLittle Glee Monsterが登場、「ドリカムさんは大好きで、神様のように遠い存在ですから…」とリスペクトの思いを表し、カバー曲「朝がまた来る」で力強くも艶っぽい歌声を響かせた。デビュー曲「放課後ハイファイブ」や「好きだ。」など、10代ながらも堂に入ったステージで次のステージへとバトンを繋いだ。


本イベントで唯一の男性ソロボーカリスト三浦大知は、力強い歌声と緻密に作り込まれたキレのあるダンスでオーディエンスを圧倒した。「ふれあうだけで～Always with you～」や新曲「music」など多彩な楽曲でオーディエンスを釘付けにすると、「大好きで思い出深い曲」と「未来予想図II」をカバーし、男性ボーカリストならではの表現と歌唱力で会場を完全にロックした。


残すところはあと2組、E-girlsはこの日だけしか見れないドリカムバージョンのパフォーマンスで会場を大いに沸かせ、代表曲「Follow Me」を筆頭に歌とダンスで瞬く間に会場に一体感を生み出していく。「今日、同じステージに立てて本当に嬉しく思います」と、「晴れたらいいね」など全4曲のカバーをアグレッシブなダンスとともに披露、次のステージへとバトンを繋いだ。


長時間に及んだイベントもついに佳境、大トリであるDREAMS COME TRUEのステージがやってきた。集まった3万5千人の観客を前に感情を爆発させた吉田美和（Vo）が「何もかもが胸いっぱいなのさぁ。ここでライブができてんのが信じらんしょー？」と、喜びのあまり思わず北海道弁が出てしまう。ライブは「うれしい！たのしい！大好き！」を皮切りに、「やさしいキスをして」「LOVE LOVE LOVE」など、新旧問わず名曲が次々に投下された。吉田の優しくも力強い歌声、鼓動を刻むように弾ける中村正人（B）のリズム、全ての音が重なり壮大な世界を作り上げていく。大阪の夜を締めくくるのはもちろん「大阪LOVER」、会場全員で大合唱しすべてのステージが終了、ひと夏のお祭りが熱狂のまま幕を閉じた。






◆DREAMS COME TRUE オフィシャルサイト