元宝塚歌劇団男役スターたちが＜麗人REIJINコンサート＞前夜祭を開催

元宝塚歌劇団男役トップスターたちによるカバーアルバム企画の第2弾として、7月1日にリリースされた『麗人REIJIN -Showa Era-』。その発売を記念して行なわれるコンサートの前夜祭イベントが、7月21日に渋谷公会堂で開催された。

◆麗人REIJIN -Showa Era-　CD発売記念コンサート＜前夜祭＞ 画像

前夜祭に参加した麗人は、杜けあき、高嶺ふぶき、稔 幸、えまおゆう、姿月あさと、湖月わたる、彩輝なお、貴城けい、蘭寿とむ、壮一帆の10人。REIJINシリーズのヒットへの感謝の気持ちを込めて、翌22日のコンサート本番では見られない様々なファンサービスが行なわれたこのイベントには、全国から熱心なファン約1500人が詰めかけた。

「1作目のヒットのおかげで、『麗人REIJIN -Showa Era-』のCDを発売することになり、幸せだと思います。明日は本番でたくさん昭和の歌を歌いますが、私たちも楽しみながら、お客さまにもその時代を思い出して頂けたらと思います」── 杜けあき（イベント前に行なわれた記者会見 より）

イベントはまず、蘭寿とむ＆壮一帆の同期生コンビによる司会で幕開け。「一番下級生の私たちがこうして先輩のみなさんをご紹介するなんて……」と最初は緊張気味のふたりだったが、名司会ぶりを発揮。「愛という字が書けなくて　たそがれどきに涙ぐむ　それでもあなたを愛し　つくし続けたわたしなの　愛の迷路を歌う　『人形の家』　彩輝なおさんです」（壮）、「わたしの耳に今も残る　あの懐かしい歌　あの日聴いた　あの歌を探しに　私は一人旅に出る　月日の痛みを感じるために　もう一度愛を信じるために　『いい日旅立ち』　貴城けいさん」（蘭寿）と、まるで昭和の歌謡ショーを再現したかのような、曲のイントロにあわせてのナレーションもノリノリで披露する。

そして昭和を代表するビッグバンドの名門、宮間利之とニューハードにストリングス・セクションも加わった総勢30名のスペシャル・ビッグバンドのゴージャスな演奏。今の時代にこそ見直されるべき音楽体験の魅力にあふれ、イベントを華やかに彩った。

また、CDに参加した12名のうち、スケジュールの都合でコンサートには出演できなかった涼風真世、春野寿美礼のふたりからは、この日のためのビデオメッセージが寄せられ、スクリーンで上映。収録した曲への想いや来場したファンへのメッセージ、そして、出演者たちへの激励の言葉も届いて、OGたちの絆に会場は温かいムードに包まれた。

7月22日（水）に同会場（渋谷公会堂）で行われる1日限りのコンサートは当日券も発売予定（A席のみ）。昭和の時代に数々の音楽番組が公開生放送された伝説の公会堂で開かれる歌謡ショー。今回は、湖月わたる＆貴城けいによるピンク・レディー「UFO」や、稔 幸＆えまおゆう「学園天国」（フィンガー5）など、デュエット・ソングも披露される。

そして、このコンサートの模様が、前回に続いて、10月7日にBlu-rayとDVDで発売されることが決定（2枚のディスクを同梱したセット商品）。1日限りのプレミアムライブが、高画質・高音質で鑑賞できる永久保存盤となる。