「a-nation island」開幕。初日はPKCZ(R)の<OTO_MATSURI>

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続いてEDMの名曲「BOOYAH」、EXILEの楽曲など誰もが踊れる曲をDJ MAKIDAI、DJ DARUMAが繋いでいく。そんな中、ダンスパフォーマンスを繰り広げたのはSAMURIZE from EXILE TRIBE。なんとココまで、MCを除き音楽はノンストップ! PKCZ(R)がDJとして曲と曲を繋ぎ、アーティスト紹介までもこなす。音楽が途絶えることは無いのだ。これぞPKCZ(R)ならではのパーティ・スタイル! 「同じ時代のクラブシーンを生きてきた4人」が、「DJ、クラブを通して培われた感覚MIX」を実現するために結成されたユニットなだけある。音楽のジャンル、歌にダンスと関係無しに次々とステージ上でミックスされる。更には映像と光も融合し、観客たちをどんどん非日常世界へ引き込んでいった。


抜群のスタイルを活かしたファッションで登場したのはCrystal Kay。今年でデビュー17年目を迎えた彼女は、またもグッと大人っぽくなった印象だ。「Yo Yo」では大御所ダンサーも登場。一緒に踊り、ダンスのスキルの高さも見せつけた。そこから一転、新作「君がいたなら」では極上のバラードを聴かせる。その姿はまさに日本を代表する貫録の歌姫であった。

続いてスクリーンにはストリート感溢れるダークなダンス映像が。EXILEのパフォーマー、SEKAI擁するダンスクルー、XXIV CLANだ。気になったのは、その至極シンプルな衣装。キャップに白いTシャツという、まるでダンスバトルやクラブで踊っているようなラフな出で立ち。対するダンスパフォーマンスはド派手に大技をキメ、重力を無視しているかのようなフロアワークには会場からはどよめきが漏れる。“本気でダンスを魅せに来た”、そう感じさせる硬派なステージングだった。


割れんばかりの歓声が響き渡ったのは、DOBERMAN INFINITY。昨年新メンバーが加わり、5人となった現在も“黒いノリ”は健在。今月リリースされたばかりの「SAY YEAH!!」は観客たちも大合唱。続いてSWAYが新曲の紹介をしたのだが、90年代ヒップホップの名曲で、現在もフロアを沸かし続けているキラーチューン、ハウス・オブ・ペインの「JUMP AROUND」をカヴァーした「JUMP AROUND ∞」。今回のOTO_MATSURIで初披露されたのだが、会場中をジャンプで熱くさせたのは言うまでもない。さらに、PKCZ(R)と一緒に制作したという新曲「UNITY」も初公開され、会場中が熱狂に包まれた。
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