ザ・プロディジー「もうアルバムは作らない」

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この春、6年ぶりにニュー・アルバム『The Day Is My Enemy』をリリースしたザ・プロディジーは、この先もうアルバムは作りたくないそうだ。これからは別の方法、より速いペースで新曲を提供していくという。

◆ザ・プロディジー画像

リアム・ハウレットは、『Rolling Stone』誌のインタビューでこう語った。「また曲を書き始めるとこだ。基本的に俺は、これ以上アルバムを作りたいとは思ってない。時間がかかり過ぎるからだ。ファンに音楽が届くのに時間がかかり過ぎる。俺らにとっては長過ぎる」

「もっと早く出すようにしたい。だから俺ら、これからはEPにしようって決めたんだ。音楽業界は常に変化している。俺ら、次は4曲入りのEPやろうって盛り上がっている。それを出して、それが出回っている間に次の準備をする」

「ファンに音楽インフォメーションを提供するには、このほうがいいと思う。早いし、俺らバンドにとってもはるかにいい」

ザ・プロディジーのアルバムは、セカンド『Music For The Jilted Generation』(1994年)以降の5枚全てが全英チャートの1位を獲得。アルバムの評価が高いバンドだけに、やや残念な気もするが、ファンはこれまでのように新曲を5年も6年も待たずに済みそうだ。

Ako Suzuki
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