サム・スミス、007テーマ・ソング史上初の全英1位

ツイート

サム・スミスの007シリーズ最新作『Spectre』の主題歌「Writing’s On The Wall」が今週、初登場で全英シングル・チャートのNo.1に輝いた。これまで同シリーズのテーマ・ソングはポール・マッカートニー&ウィングス、シャーリー・バッシー、カーリー・サイモン、マドンナ、ティナ・ターナー、アデルなどのビッグ・アーティストが手がけ、話題になってきたが、1位を獲得するのはこれが初めてとなる。

◆サム・スミス画像

「Writing’s On The Wall」以前007シリーズのために23曲が誕生している。最高位はアデルの「Skyfall」(2012年)とデュラン・デュランの「A View To A Kill」(1985年)の2位だった。



今週の全英シングル・チャートは、ジャスティン・ビーバーの「What Do You Mean」が先週の1位から2位に後退。3位は、アダム・レヴィーンをフィーチャーしたR.Cityの「Locked Away」がキープした。サムのほか、ビヨンセとArrow Benjaminをフィーチャーしたノーティ・ボーイの「Runnin’ (Lose It All)」(9位)が新たにトップ10入りしている。

アルバム・チャートは、ディスクロージャーの2nd『Caracal』が初登場で1位を獲得。2位にはニュー・オーダーの『Music Complete』がチャート・イン。先週トップだったデヴィッド・ギルモアの『Rattle That Lock』が3位に後退した。

今週はトップ2枚のほか、チャーチズの2nd『Every Open Eye』が4位に、ドン・ヘンリーの15年ぶりのソロ・アルバム『Cass Country』が7位に初登場している。

Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報