ドン・ヘンリー、フランク・オーシャンをまだ許せず

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フランク・オーシャンが「American Wedding」(2011年発表のミックステープ『Nostalgia, Ultra』収録)でイーグルスの名曲「Hotel California」をサンプリングしたが、ドン・ヘンリーは数年経つ今も腹立たしく思っているそうだ。

◆ドン・ヘンリー画像

ヘンリーは2014年、「若い世代は、知的所有権や著作権を理解していない」「歌詞を書き換え別の曲にし、レコーディングしてインターネットで公開するなんてことはしてはいけない」「美術館で誰かの絵にヒゲを描き加えるようなもの」と、オーシャンを批判。不法なサンプリングだと本人に苦情を申し出たが、オーシャンの態度は傲慢だったと憤慨していた。

それから1年、ヘンリーはあらためて英国の新聞『The Guardian』紙のインタビューでこう話した。「若い人達の中には、著作権や知的所有権に無理解な世界で育った連中がいる。彼らは曲をインタラクティブなおもちゃだと見なしている」「僕は、彼のこと、クールだとは思わなかった。才能のないちっぽけで嫌な野郎だと思ったよ。いまでもそうだ」

もし、これがカニエ・ウェストだったらどうだったかと問われると、「同じようにムカついていただろう。彼のことも好きじゃない」と答えた。

ドン・ヘンリー関連ニュースとして、彼は先月終わり、15年ぶりのソロ・アルバム『Cass Country』をリリース。全米チャートの3位、英国では7位に初登場した。カントリー・アルバムとなった同作にはミック・ジャガー、ドリー・パートン、ミランダ・ランバート、アリソン・クラウス、ヴィンス・ギルらがゲスト参加している。


Ako Suzuki
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