【ライブレポート】ZweiとAiRIによるツーマンの熱い夜

2015年9月27日、高田馬場CLUB PHASEにてZweiとAiRIによるツーマンライブ＜Live A to Z ～Zwei / AiRI 2man Live～＞が開催された。

◆＜Live A to Z ～Zwei / AiRI 2man Live～＞画像

サウンドチェックの音に期待も高まる中、先攻として登場したのはAiRIだ。1曲目には「Imagination>Reality」を歌い上げ、「こんばんはAiRIです。みなさん今夜は盛り上がっていきましょう」という一言の後に「Baby」とUR@N名義の曲である「晴れた日の午後に」の2曲を続けて披露。バンドメンバーについてちょっとした裏話のMCを挟んだ後には、第二文芸部としての楽曲「Radio b2d on Air」から「ミラクルハイプレッシャー」と観客にも休む間を与えないアップテンポナンバーで畳み掛ける。


MCでは今回のツーマンのきっかけとなったドイツでの共演の話と来月リリースのミニアルバムの紹介をし、そこから繋げて新作に収録予定の新曲「君が君である為に」が初披露された。ギターと歌の静かな入りから一転激しいイントロに切り替わり、じわじわと上がった温度がサビで爆発するように展開する静と動の緩急がつけられた楽曲は、後のMCでAiRI自身が言った「自分の心の声を大事にした曲」という言葉通りの作品となっていた。

この日はじめて聴いた新曲に「最高！」と観客から歓声があがる中、MCを挟んでスローなロックバラード「You'll never walk alone」とオーディエンスとのシンガロングやコールアンドレスポンスもあった「君の元へ」を歌い上げる。「まだまだいける？」とラストスパートと言わんばかりに「Pieces」「スクールバス」と激しい曲が続く。





気付けば最初に羽織っていたジャケットも脱ぎ、Tシャツ姿となったAiRIは「今日の目標は“最後までジャケットを着て歌う”だったんだけど楽しすぎて無理だった…」と語った後に「Dreamer」と「Like a Green」を熱唱し、最後は「みんなでジャンプするぞー！」とのかけ声とともに演者観客全員で跳びAiRIは出番を締めた。



転換を挟み荘厳なSEと共に、Zweiが登場、1曲目の「DECLARATION」で一気に会場の空気をガッチリとつかむ。「みなさん、今日は楽しんでいってください」と呼びかけ、そのまま「STAR QUEEN Action2」「WANNA」「GATEWAY LOVE」「Toxxin'」と4曲続けて披露。2曲目でのMeguによるベースソロにはオーディエンスも盛り上がりを見せた。




5曲を終え、軽快な喋りでアットホームな雰囲気を漂わせながら、「本日はもう一人メンバーがいるんです。今日のセクシー担当…AiRIさん！」とAiRIを呼び込み、会場から歓声が上がる中サングラスをかけて再登場したAiRIと披露されたコラボレーション楽曲は「拡張プレイス」だ。Ayumu、AiRIとお互い持ち味の違うボーカリストが絡み合うことで普段以上にパワフルな1曲となっていた。




AiRIがステージから去るもZweiのパワーはそのままに、続けて「流星スパイラル」と「恋ガレヨ」を歌い上げる。「恋ガレヨ」の曲中ではお馴染みの「ワッショイコール」もあり会場の盛り上がりは最高潮に。「皆さんも本気でかかってきてください」と呼びかけ「H-A-R-D-E-R」を熱演、「この曲でまた盛り上がってくれたら嬉しいなと思います」と「純情スペクトラ」が披露され、サビで「僕たちは！」というオーディエンスのレスポンスが重なりあって、最高の盛り上がりを見せたままライブは幕を閉じた。





◆AiRIオフィシャルサイト
◆Zweiオフィシャルサイト