エルヴィス・コステロ、10年がかりの自伝を出版

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エルヴィス・コステロが今週、自伝『Unfaithful Music & Disappearing Ink』を出版した。書き始めたのは2005年、完成するのに10年かかったそうだ。

◆エルヴィス・コステロ画像

コステロはデビュー・アルバム『My Aim Is True』(1977年)をリリースした直後、24歳のときすでに自伝を出さないかと話を持ち掛けられていたという。アメリカのトーク番組『The Late Show with Stephen Colbert』に出演した彼は、自伝を書いた理由を問われ、こう答えた。

「24歳のとき、書かないかって言われたんだよ。でも、まず自分は何かやるべきだって思ったんだ。それでいま、いくつかのことはやったからね……。10年前に始めたんだよ。たくさんのヴァージョンをボツにした。真剣に取り組んだのはこの3~4年だ」

韻を踏まなくていいから歌詞を書くより簡単だったんじゃないかとの質問には、「何度も韻を踏もうとしている自分を発見し、止めなきゃならなかった(笑)。よく読むと、韻を踏んでる章がいくつかあるのがわかるよ。書いているときは気づかなかった(笑)」と話した。

『Unfaithful Music & Disappearing Ink』は、コステロが自ら朗読したオーディオ・ブックも発売。出版社Penguin Random Houseのサイトでその一部音源を公開している。

Ako Suzuki
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